株式会社塩崎

しだれ梅の剪定は4月は避けた方が良い?適切な時期について解説

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しだれ梅の剪定は4月は避けた方が良い?
適切な時期について解説

しだれ梅の剪定は4月は避けた方が良い?適切な時期について解説

2024/11/19

こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。

本日はしだれ梅の剪定についてお話させて頂きます。しだれ梅は2月~3月にかけて花を咲かせる樹木です。垂れ下がった枝にたくさんの花を咲かせて春の訪れを感じさせてくれ、見た目にも美しく観賞用の梅としても人気があります。庭木として地植えされる他、鉢植えでも楽しむ事ができます。そんなしだれ梅について、「花後の4月に剪定しても大丈夫だろうか」「しだれ梅の剪定時期っていつ?」と剪定時期について迷われている方もいらっしゃるかと思います。ここではそんな方に向けてしだれ梅の剪定時期やポイントについてご紹介させていただきますので、参考にしていただければと思います。

目次

    しだれ梅の剪定は4月を避けた方が良い?

    しだれ梅の花後である4月に剪定をするかどうか迷われている方もいらっしゃるかと思います。結論、避けた方が良い場合と剪定を行っても良い場合があります。しだれ梅は地植えの場合と鉢植えの場合で剪定時期が違うため、合わせてご紹介いたします。

    地植えのしだれ梅の剪定時期

    庭にしだれ梅を地植えしている場合、剪定時期は「10月~1月」です。落葉しており全体が把握しやすい他、休眠期のため剪定によるダメージも抑える事が出来ます。またしだれ梅の芽には花芽と葉芽があり、それぞれ花となったり葉になります。地植えのしだれ梅は4月の時点では芽ができたばかりで花芽になるか葉芽になるか決まっていません。見た目にも区別がつかないため、4月に剪定を行うと花数を減らす原因になってしまう可能性があります。10月以降になると花芽と葉芽の区別がつきやすくなるため、花芽を残しながらの剪定がしやすくなります。もし混みあっている部分などがある場合は「6月~7月」頃にも軽剪定を行い樹形を整えましょう。

    鉢植えのしだれ梅の剪定時期

    鉢植えのしだれ梅の剪定時期は「花が咲き終わったあと」と「10月~11月」です。1月~3月の花を楽しんだあと、葉が出る前に半分ほど切り詰めます。春から秋に枝を伸ばすように促し、伸びた枝に次の花を咲かせます。また「10月~11月」頃には花芽を確認しつつ全体を整える剪定を行う事ができます。

    しだれ梅の剪定のポイント

    ・花芽を剪定しないようにすること

    しだれ梅には花芽と葉芽がある事はお伝えしましたが、その見分け方法としては葉芽は細くとがったような形状をしているのに比べ、花芽は丸く膨らんでいる事が確認できます。花芽は花を咲かすつぼみとなっているため、その花芽を落とさないように剪定する必要があります。しだれ梅の花芽は6月~7月頃に決定され、10月にかけて見た目にも分かりやすくなってきます。剪定を行う際にはその花芽をできるだけ気を付けましょう。

    ・古い枝を落とすこと

    しだれ梅の剪定のポイントのもう一点は古い枝を落とす事。しだれ梅は花が咲いた枝にはもう花がつかない他、古い枝が木に残っていると新しい枝に栄養を行きわたらせる障害となってしまう可能性があります。そのためしだれ梅を剪定する際には古い枝などの不要な枝を落とすのもポイントです。

    まとめ

    しだれ梅の剪定時期や剪定のポイントについてお話してまいりました。しだれ梅は地植えの場合と鉢植えの場合で適切な剪定時期が違います。地植えの場合は花後の剪定は避け、花芽が分かりやすくなってきた「10月~1月」頃の剪定がおすすめです。また鉢植えの場合は花後の剪定を行い、新しい枝を伸ばすように促す事で来年の花も楽しむ事ができます。ぜひしだれ梅の適切な剪定を行い、春を知らせる美しい開花を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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    塩崎造園
    兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
    電話番号 : 080-6121-4344


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