多肉植物で庭づくり可能？造園におすすめの多肉植物についてもご紹介

こんにちは！神戸市の造園業者「塩崎造園」です。

弊社は神戸市に拠点を持つ造園業者で、神戸市の地域から中部や四国など広い地域を対応させて頂いております。

本日は多肉植物を用いたお庭づくりについてお話させて頂きます。

多肉植物とは、茎や葉に多くの水分を蓄える植物のこと。水分を含んだぶ厚い茎や葉が特徴で、乾燥地帯や塩分の高い海岸などの土地に生育している場合が多いです。葉や茎に水分を含んでいる事から水やりを多少忘れても枯れてしまう事がなく小さな鉢でも育てられるためインテリアとして取り入れる方もいらっしゃいます。そんなぷっくりとした姿と色合いが魅力的な多肉植物ですが、庭づくりに取り入れる事ができるのでしょうか？

ここでは庭づくりにおすすめの多肉植物や育て方についてお話させて頂きますので、参考にしていただければと思います。

多肉植物で庭づくり可能です。インテリアとして室内に置く事も多い多肉植物ですから、庭づくりの際に多肉植物を植える事ができるかどうか迷われる方もいらっしゃるかと思います。しかし多肉植物は本来メキシコ等に自生している植物のため、外で育てた方が返って元気に育てる事ができます。ただ湿度の低い南米の地域に比べると日本は多湿である地域が多いため、地植えして雨ざらしになってしまう事を心配される方もいらっしゃるかと思いますので、以下で庭づくりのために地植えをするのにおすすめの多肉植物の種類をご紹介させて頂きます。

・秋麗

ぷっくりした葉と淡い色合いをした多肉植物です。耐乾性が非常に高く霜あたっても大丈夫な耐寒性を備えているため地植えでも元気に育てることができます。直射日光が好きで風通しの良い場所を好みますので冬場にも日光浴をさせるようにしましょう。冬場には葉が紅葉し、綺麗な姿を見せてくれます。

・月下美人

パキフィッツム属の月下美人も秋麗同様ぷっくりとした葉と淡い色合いが綺麗な多肉植物です。耐寒性も高く、地植えにも向いています。また紅葉を楽しむ事もできますよ。

・パリダム

パリダムはたくさんのぷちぷちとした細い葉と株が群生している多肉植物です。耐寒性や耐暑性があり、育てやすいため地植えにもおすすめです。寒くなってくると鮮やかな赤に変化し、紅葉を楽しむ事ができます。どんどん広がっていくためグランドカバーとしても使われます。

・ベビーサンローズ

ベビーサンローズは鮮やかな美しい花を咲かせる多肉植物で、庭づくりの際にも人気のある植物です。寒さにはそこまで強くありませんが、温暖地で霜を避ければ冬を越す事もできます。環境が整っていれば放任していても大丈夫な強さがあります。

・ミセバヤ

ミセバヤは丸い葉が特徴でピンクの小さな花を咲かせる多肉植物です。寒さや暑さに強いため地植えでも育てやすく、紅葉も楽しむ事ができます。冬になると落葉して冬眠しますが、枝の根元から新芽が生えてきます。

・生育型で選ぶ

多肉植物と一言で言ってもその生育型はいくつかあります。例えば中心から葉が広がる形状をしている「ロゼット型」は地植えに向いている場合が多く、その他地を這うように広がる「這性」やツルが伸びて他の物に絡まりながら伸びる「ツル性」などお庭にどのような多肉植物を取り入れたいかによって選ぶ事ができます。

・耐久性で選ぶ

地植えでお庭に多肉植物を取り入れる場合は特に耐久性は大切です。雨ざらしになったり寒さや暑さに晒される可能性があるため、そうした環境にも耐えられるような多肉植物を選ぶ必要があります。

・環境で選ぶ

日本と言っても北から南まで気候は様々です。またお家のある場所やお庭の方角によって日当たりの違いもあります。多肉植物にも適した環境があるため、お庭づくりの際には環境に適した多肉植物を選びましょう。

多肉植物を用いた庭づくりについてお話してまいりました。室内のインテリアとしても人気のある多肉植物ですが、種類によっては地植えにした方が元気に育てる事ができます。こまめなお世話が要らない種類も多いため、理想のお庭づくりに多肉植物を採用してみてはいかがでしょうか？