剪定はなんのために行うの?その理由や必要なタイミングについて
2024/11/27
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日は剪定について、なんのために行うのか?についてお話させて頂きます。お庭に樹木を植えられた方やこれから植えようか考えている方の中には「剪定って必要なのかな」「剪定ってなんのために行うんだろう」と思われている方もいらっしゃるかと思います。適切な方法で剪定する事は樹木の健康にも繋がり、綺麗な樹形を楽しむ事にも繋がります。ここではそんな剪定について、なんのために行うのか、また剪定を行いたいタイミング等についてお話させて頂きます。
剪定はなんのために行うの?
剪定をする理由
・樹形を整えるため
樹木は剪定せずにいると日当たりの良い場所の方が枝葉が伸びてしまい樹形が乱れたり、生垣として刈り込んでいる場合にも枝葉が伸びてきて形を崩してしまいます。これらの崩れてしまった樹形を整えるためにも定期的な剪定を行います。
・病害虫の発生リスクを下げるため
剪定を行わずにいると樹木の枝葉が茂ってしまい、樹木内部の風通しや日当たりに影響が出るようになります。湿度や温度が高めで雨風の影響を受けにくい環境は病原菌や害虫にとって過ごしやすいため、病害虫の発生原因となる可能性があります。剪定を行うことで枝葉を落とし風通しや日当たりを改善することで健康的に樹木を育てる事ができます。
・健康的に生育するため
剪定を行い不要な枝葉を落とすことで必要な箇所へ栄養が行き渡るようになり、樹木の健康に繋がります。また適切な剪定を行うことで花付きや実付きを良くする事にも繋がります。
・高さを制限するため
樹木によっては剪定せずに育てていると3m以上に成長する樹木もあります。植える場所等にもよるかと思いますが、場合によっては高くなりすぎてしまうと取り扱いづらくなったり敷地から出てしまい隣人トラブルになってしまったり、道路に飛び出してしまい歩行者や車両の邪魔になってしまう可能性があります。そうしたリスクやトラブルを避けるため、定期的な剪定を行い高くなりすぎないように成長をコントロールします。
どんな枝を剪定した方がいい?
剪定する必要がある忌み枝について
・重なり枝(並行枝)
他の枝と平行に延びている枝の事です。樹形が乱れる原因になる他、枝が混む原因にもなるため剪定します。
・ひこばえ
幹から直接伸びており、株本から飛び出している枝です。生長が早い他、樹形を乱す原因にもなります。必要な養分を取ってしまい樹木が弱る原因になってしまう可能性があるため剪定します。
・胴吹き枝
幹から直接伸びた枝で、樹形を乱す原因となります。養分も取ってしまうため、不要であれば根元から剪定します。
・交差枝(からみ枝)
主枝にからみつくように成長している枝です。枝葉が混む原因となる他にも美観を損ねるため剪定します。
・車枝
一か所から何本も出ている枝です。美観を損ねるため、バランスを見つつ1本を残して残りを剪定します。
剪定が必要なタイミングは?
樹木の種類別にご紹介
・広葉樹は3月~6月
1年中緑の葉を付けている広葉樹の剪定のタイミングは新芽が出る前から新芽が落ち着いてくるまでです。広葉樹は1年中葉をつけているため常に光合成を行い必要な養分を作り出しています。そのため養分を蓄えておく事が苦手で、冬場の剪定には向きません。
・落葉樹は12月~2月
秋から冬にかけて葉を落として休眠する落葉樹の剪定のタイミングは冬です。落葉樹は葉を落とす前に養分を蓄えて休眠するため、剪定によるダメージを最小限に抑える事ができます。また葉が落ちている冬場に剪定をすることで全体が把握しやすいのも落葉樹を冬場に剪定するメリットです。
剪定時期は樹木の種類によっても異なる他、剪定時期ではない時期でも剪定できない訳ではないため、もし不安な場合には業者に相談してみることをおすすめします。
まとめ
剪定をなんのために行うのか?その理由やタイミングについてお話させて頂きました。
剪定は樹形を整えたり、樹木の健康やリスクを回避するために行います。定期的に剪定を行う事で美しい樹形を保ちお庭を楽しんでみてはいかがでしょうか?
神戸市で剪定業者をお探しなら「塩崎造園」まで
もし剪定時期や剪定方法について不安がある場合はプロの業者に依頼するのもおすすめです。神戸市の「塩崎造園」では樹木の種類やお客様のご要望に合わせた最適な方法での剪定をご提案しております。大切な樹木の健康のためにもお気軽にご利用ください。
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塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
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