庭木としても人気のあるコニファーとは?その種類についてもご紹介
2024/12/02
こんにちは。神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日は庭木としても人気のあるコニファーについてお話させて頂きます。
庭木にどのような樹木を選ぶかによってお庭の雰囲気は大きく変わります。そんな庭木について何を選択するか迷っている時に「コニファーがおすすめ」といったような意見を見かける事があるかも知れません。
そこでここではコニファーとはどのような樹木なのか、またその種類の一例や庭木として植える際の選び方等についてご紹介させて頂きますので、「庭木にコニファーを選びたい」「コニファーを庭に植えたいけど、どうやって選んだら良いだろう」等、コニファーについて疑問をお持ちの方は参考にしていただければと思います。
目次
コニファーとは「針葉樹」のこと
「コニファー」とは特定の具体的な品種ではなく、「ヨーロッパで自生している針葉樹の総称」の事を差しています。コニファーと呼ばれる針葉樹の種類は数多くあり、20mほどまで生長する高木から0.5mほどの高さまで生長しない低木まで含まれます。耐寒性がある種類が多く日本の気候にも合っていて育てやすい品種があり、庭木としても好まれています。
コニファーの種類
コニファーは500以上の種類があり、品種で言うと数万もの種類があります。高木から低木まで種類があり、また多数の科目にもまたがっています。以下にコニファーの種類の一例をご紹介させて頂きます。
・ゴールドクレスト
ゴールドクレストは綺麗な円錐状の樹形に育つコニファーです。葉からはシトラス系のさわやかな香りがする点や明るい緑色の葉が美しく、冬の寒さで橙色に変化する姿も人気のある樹木です。
・ブルーアイス
シルバーリーフと言われるような銀色を帯びた葉が美しいコニファーです。円錐形の樹形をしているため、クリスマスツリーとしても使用される事があります。香りが強く葉からはさわやかな森の香りがするためその香りも人気の理由です。耐寒性や耐暑性があり育てやすいですが強風には弱いため庭木にする場合にも風当りが強い場所は避けることをおすすめします。
・シルバースター
枝先から見ると星形に見える葉が特徴のコニファーです。形だけでなく青みがかった緑色も美しく、切り花等にも使用されることがあります。
・エメラルドグリーン
レモンのようなさわやかな香りを放つコニファーです。刈り込みする事も可能なため、生垣としても活用されることがあります。冬には緑から黄色に葉の色が変化するため、その変化した姿も楽しむ事ができます。寒さや暑さにも強く、生育旺盛な品種です。
・ヨーロッパゴールド
柑橘系の香りを放つコニファーで、高く育つ事が多いコニファーの中でも比較的樹高も高くならず、育てやすい品種です。庭木として植えても管理しやすく生垣としても活用することができます。
・ラインゴールド
苗木のうちは半球体の形に生長するコニファーです。生長して芯が伸びてくると円錐型になりますが、剪定することで半球体の形を維持する事ができます。丸みのある樹形がかわいらしく人気があります。
庭木のコニファーの選び方
・大きさで選ぶ
コニファーは比較的成長が早く、また20mを超えるほどの高さまで育つ種類もあります。一方で低木のコニファーもあるため、選択するコニファーがどれくらいの樹高になるのかを考えて庭木として選ぶことをおすすめします。
・好みで選ぶ
前述した通りコニファーには多くの種類があります。葉の形や色、樹形など様々なため、好みで選ぶのも一つの手です。
まとめ
庭木としても人気のあるコニファーについてお話してまいりました。コニファーとはヨーロッパに自生する針葉樹の総称で、樹形や葉の色、また樹高も様々な種類があります。日本の気候に合っており育てやすい品種もあるため、好みに合わせて選択し理想を叶える素敵なお庭にしてみてはいかがでしょうか?
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塩崎造園
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