シンボルツリーにも人気のヒメシャラの剪定時期とは？そのポイントについても解説

こんにちは。神戸市の造園業者「塩崎造園」です。

本日はヒメシャラの剪定についてお話させて頂きます！ヒメシャラは6月～7月の梅雨の時期に2㎝～3センチほどの小さく白い花を咲かせます。真っ直ぐ育つ樹木で樹形も美しいためお庭や玄関先に植えるシンボルツリーとしても人気がある樹木です。小さくかわいらしい白い花やサルスベリに似たすべすべした樹皮、すっとした立ち姿や秋に見られる紅葉等、様々な美しい姿を見せてくれるヒメシャラ。盆栽にする事もできるため、盆栽を楽しみたい方にもおすすめの樹木です。そんなヒメシャラについて「シンボルツリーとしてお庭に植えようかな」と考えている方や「庭にヒメシャラ植えたけど、剪定は必要なのかな」と剪定について迷っている方に向けてここではヒメシャラの剪定時期やポイントについてお話させて頂きます。

ヒメシャラの剪定時期はヒメシャラが落葉して休眠期に入っている12月～2月の間です。休眠期のヒメシャラは成長がゆっくりとなり剪定によるダメージも出づらくなる他、剪定後にすぐ枝葉が伸びてきて樹形が崩れてしまう事を防ぐ事ができます。後述しますが、ヒメシャラは基本的に剪定をしなくても自然に樹形が整いやすい樹木です。そのため剪定を行う場合には主に混みあっている枝葉や不要な枝葉を剪定し透かす透かし剪定を行います。また、花後に不要な枝を剪定する事で花付きを良くすることにも繋がります。

ヒメシャラは剪定をしなくても自然に樹形が整う樹木ですので、頻繁な剪定は必要ありません。また強剪定にも弱いため、剪定の際にもできるだけ不要な枝を落とし込みあっている箇所を透かすのみの剪定にとどめるようにしましょう。またヒメシャラはそこまで剪定が必要ではないとはいえ剪定せずに放置していると樹高が10m～15mにもなってしまいお手入れが大変になってしまうため、高く育ってほしくないという場合には主幹の枝分かれしている場所を付け根から剪定します。剪定後には切り口に癒合剤を塗り保護するようにします。

・強剪定は不要

ヒメシャラは強剪定に弱く、強剪定を行うと樹勢が弱ってしまったり枯れてしまう可能性がありますので強剪定はできるだけ避けます。また自然に樹形が整いやすいというのも強剪定が不要な理由の一つです。どうしても強剪定が必要な場合には必ず手を付けない枝を残すようにし、剪定後の切り口は癒合剤等で保護するようにします。

・乾燥しないように水をあげる

ヒメシャラは乾燥が嫌いです。乾燥すると葉が枯れてしまう可能性があるため、鉢植えで育てている場合はもちろん、庭植えの場合にもお水をあげるようにしましょう。また養分が多い土が好きなため、定期的に肥料をあげるようにしましょう。

・直射日光や西日が当たる場所は避ける

ヒメシャラは比較的育てやすい樹木で日当たりや風通しが良い場所を好みますが、直射日光や西日など強い日差しを受けると葉焼けを起こしてしまう場合があります。そのため庭植えにする場合にはその場所にも気を付けてあげましょう。

ヒメシャラの剪定を中心にお話してまいりました。落葉樹であるヒメシャラは12月～2月の冬の時期が剪定におすすめの時期です。ヒメシャラは剪定しなくても比較的自然に綺麗な樹形になりやすい樹木ですが、全く放置していると枝葉が茂って害虫の発生原因となったり高く育ってお手入れがしにくくなってしまう可能性がありますので、適度に剪定を行う事をおすすめします。植える場所や乾燥に気を付ければ育てやすい樹木のため、お庭に植えてその美しい姿を楽しんでみてはいかがでしょうか？

ヒメシャラの剪定や植栽なら神戸市の造園業者「塩崎造園」にお任せください。造園業務や剪定や植栽などの庭園管理業務を通してお客様の理想のお庭づくりのお手伝いをさせて頂きます。