株式会社塩崎

もみじの美しさを守る!剪定時期とポイントを解説

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もみじの美しさを守る!剪定時期とポイントを解説

もみじの美しさを守る!剪定時期とポイントを解説

2024/12/08

こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。

本日は秋になると葉が鮮やかな赤や黄色に変わり、見る人を楽しませてくれるもみじの剪定についてお話させて頂きます。「もみじ狩り」という風習があるほどもみじは古くから親しまれている植物ですね。そのためもみじを庭に植えたり、盆栽として楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。もみじは成長が早いため定期的に剪定をおこなわないと樹形が乱れやすく、間違った剪定をおこなってしまうことで枯れてしまうこともあります。ここではそんなもみじの剪定時期とそのポイントについて紹介していきます。参考にしていただけますと幸いです。

目次

    もみじの剪定時期

    種類などによっても多少差はありますが、もみじの最適な剪定時期は11月~2月です。休眠期に入り、葉が落ちて樹形がわかりやすくなった状態で剪定をにおこなうと木へのダメージも少なく、樹形が整えやすくなります。夏の間に剪定をおこなってしまうと樹液が止まらなくなってしまったり、ダメージを与えてしまう可能性があるため注意が必要です。また樹形が乱れていない場合には剪定はおこなわず、5月~8月の間に伸びてきた不要な枝を取り除く透かし剪定をおこなうと良いでしょう。

    もみじの剪定方法

    樹形を保つ方法

    重ねっている枝をすくように切り、隙間を作るように剪定していく方法です。比較的太い枝は残し、そこから出る細い枝を切って形を整えるように剪定していきます。不要な枝をなるべく根元から剪定するように意識しましょう。

    大きさを保つ方法

    もみじは条件の良い土地で育てると10メートルほどにまで育ってしまうこともあります。そのため大きさを保ちたい場合には、枝の分岐点を探して長い枝を元から切り落とす「切り戻し剪定」をおこなうと良いでしょう。この剪定を毎年行うことでもみじの大きさを保つことが可能になります。剪定後には癒合剤を塗って切り口を保護するようにしましょう。

    透かし剪定

    日頃のお手入としておすすめなのが「透かし剪定」です。この剪定方法は不要な枝を取り除くことによって風通しを良くし、幹などに日を当てることを目的におこないます。風通しを良くすることで害虫などからもみじを守ることにもつながります。

    鉢植えや盆栽の場合

    鉢植えや盆栽の場合は大きくなった葉や枝を取り除いたり大きさを小さく整えたりすることで、もみじ内部の通気性を良くしたり形を整えるようにすると良いでしょう。

    もみじを剪定するときのポイント

    互い違いになるように剪定する

    もみじの葉は対になって生えているため、葉が交互に生えるように剪定することでバランスの良い仕上がりにすることができるでしょう。また時々下から木全体を見上げて仕上がりを確認することで葉の空間や枝の流れなどを見ることができ、自然な形に整えることが可能になります。

    剪定後に癒合剤を塗る

    癒合剤には切り口から養分や水分が逃げだすのを防ぎ、雨や雑菌などが侵入することを防ぐ役割があります。剪定後の切り口に癒合剤を塗っておくことで切り口を雑菌などから保護し、治癒を早めることができるのです。

    出来る限り手で剪定する

    もみじはとても繊細で刃物に弱い植物です。そのためなるべく刃物は使わずに手で剪定をおこなうようにすると良いでしょう。なるべく手で剪定することをおすすめしますが、太めの枝など手で剪定することが困難な場合は剪定バサミを利用するようにしましょう。

    まとめ

    もみじの剪定についてお話させて頂きました。もみじは季節によって葉の色を変えて楽しませてくれるため、お庭に植えても盆栽にしても季節の変化を楽しませてくれる植物です。繊細な植物のため剪定には注意が必要ですが、丁寧にお手入れをすることで綺麗なもみじをいつまでも楽しんでみてはいかがでしょうか。

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    塩崎造園
    兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
    電話番号 : 080-6121-4344


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