造園とは?庭を美しく整えるプロの仕事
2024/12/12
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日は造園についてお話させて頂きます。造園という言葉は聞いたことがあるけど、そもそも何かよくわからない、実際にはどんなことができるの?というような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?一言に造園といっても一般の家庭から公共施設まで活用される場所は多岐にわたり、景観を整えるだけでなく機能を高めるなどさまざまな役割を果たしてくれます。ここではそもそも造園とはどのようなものなのか、どのような役割がありどのようなことがおこなえるのかという点について解説していきます。
目次
造園とは
造園とは大きく言えば庭づくりのことで、庭園などの空間づくりをおこなうことです。個人宅のお庭からホテルや旅館、公園などの公共工事まで大小問わず庭に関する計画や施工、メンテナンスまでを担うのが造園業者になります。樹木や草花を植栽したり、人工的に池や築山を造ったり、石、水、砂などの自然の素材を活用して目的や機能を持った環境を創造していきます。また歩道と車道を分ける生垣や、中央分離帯の植栽なども造園業の仕事の一つといえます。
造園の役割
造園には空間の芸術性を高める役割と機能性を高める役割の二つがあります。例えば中央分離帯の植栽には、対向車のヘッドライトを遮光したり反対車線への飛び出しを阻止したりする役割と、道路の景観を良くするという二つの役割があります。住宅のお庭においても同様で、景観を整えて理想の空間づくりをするという役割と日差しのコントロールや目隠しの役割を果たすなど機能性を高めるという二つの側面があります。
造園の仕事内容
造園計画
造園の依頼を受けると、まずは計画立案からおこなわれていきます。造園工事を進めていくために必要な情報を調査し、計画書や図面などの作成していくのです。土壌基盤の調査をしたり、建築基準法に違反していないか耐震性能はどうかということを確認するなど、さまざまな調査が実施されていきます。
造園デザイン・設計
造園計画が完了したら空間のデザインを設計し、給排水設備を考えたり植物の選定や配置決めをしていきます。このとき造園業者に希望をきちんと伝えて話し合うことで理想の空間づくりにつなげることができます。
仕入れ・準備
デザインや設計などのプランが決まったら、造園に使う植物や資材などを準備していきます。樹木の形にこだわりたい場合には仕入れに同行できることもあるので依頼してみても良いでしょう。
施工
準備が整うといよいよ施工が始まります。造園工事業の資格を持つ施工管理技士や土木職人、ガーデンデザイナーなどのチームで施工が進められていきます。造園をおこなう規模や施工内容にもよりますが、完成までにはおよそ2週間から1か月ほどの期間を要するでしょう。
アフターサービス
完成したお庭の景観や植木の健康を保つためには定期的なメンテナンスが欠かせません。雑草の手入れや剪定なども依頼することもできますが、アフターサービスは造園業者によって内容が違うことがあるので定期メンテナンスの有無について確認しておくと良いでしょう。
まとめ
もみじの剪定についてお話させて頂きました。造園で依頼できることは、庭づくりから樹木の植栽、庭のメンテナンスなど多岐にわたります。造園業者には造園技能士などの資格を持っているスタッフが在籍しているほか、ガーデンデザイナーや土木職人などさまざまな技能に特化した職人がチームで作業をおこなうため、より理想の空間に近づけることが可能になります。またメンテナンスも担っているためお庭についてお悩みがある方はプロに相談してみてはいかがでしょうか。
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塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
電話番号 : 080-6121-4344
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