高くなりすぎた木を剪定で低くする方法とは?そのタイミングについてもご紹介
2024/12/15
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日は高くなってきた庭木を剪定で低くする方法についてお話させて頂きます。樹木は剪定せずに放置していると種類にもよりますがぐんぐんと伸びて管理しづらい高さになってしまう場合があります。そのため剪定を考える方の中には「高くなりすぎてしまった樹木を剪定で低くしたい」「管理しやすい低い樹木にしたい」という希望を持っている方も少なくありません。ここではそんな希望をお持ちの方に向けて庭木を低く剪定する方法やおすすめの剪定時期についてお話させて頂きますので参考にして頂ければと思います。
目次
庭木を剪定で低くする方法2選
1.切り戻し剪定
切り戻し剪定とは樹形を小さくしたり低くしたり、また一定の大きさとなるようにするために行う剪定です。理想の樹形をイメージし、その樹形から飛び出している枝をたどっていって細い枝(若い枝)のすぐ上で切ります。そうすることで枝が伸びる勢いを切って抑え、戻します。剪定する際には外芽(樹木の外側に向かって伸びる芽)のすぐ上を意識することで樹形も綺麗に整うためおすすめです。高くなってきた樹木を低くするためにも使用する事ができます。
2.芯止め
芯止めとは樹木が伸びた先端を切る剪定方法です。樹木は基本的に頂芽優勢という性質を持っているため、脇芽を差し置いて真ん中の枝が良く伸びるようになっています。そこで一番伸びている枝を剪定することで成長点を取り除き、脇芽の成長を促す事ができます。定期的に芯止めを行うことで脇芽が増え、樹木を低くすることができます。
低くするための剪定のタイミング
・「常緑樹」は3月~6月
1年中緑の葉をつけている常緑樹の剪定タイミングは新芽が成長する前の3月~4月、もしくは新芽が成長して落ち着いてきた頃の5月~6月に行うのがおすすめです。この時期に切り戻し剪定を行うことで不要な枝葉を無くして風通しの良いすっきりとした状態で夏を迎える事ができます。
・「落葉樹」は11月~2月
落葉樹の剪定タイミングは11月~2月の秋~冬の時期です。落葉樹は秋~冬にかけて葉を落として休眠期に入ります。休眠期の落葉樹は剪定によってダメージを受けづらいため剪定をするのにおすすめです。冬の間に剪定を終えておくことで春の芽吹きを手助けする事ができます。
・花木の場合は花の直後
花を咲かせる樹木の場合には花後の剪定がおすすめです。多くの花木は花が終わってすぐ来年に咲く花芽をつけるため、遅い時期に剪定を行うと花芽を落としてしまい開花を楽しめなくなってしまう可能性があります。
剪定で庭木を低くする場合の注意点
・真夏の剪定は避ける
真夏の時期は多くの樹木にとって剪定によるダメージが大きくなる時期ですので、この時期に剪定を行うと場合によっては樹勢が弱ったり枯れてしまう可能性があります。そのためできるだけ剪定は避けることをおすすめします。
・切り口は極力保護する
剪定後の切り口は癒合剤などで極力保護することをおすすめします。特に太い枝を剪定した場合には切り口も大きくなり、病害虫の発生原因となってしまう場合があります。癒合剤を使用して切り口を保護することで病原菌が入り込んでしまう事を防ぎ、切り口の治癒を早めてくれます。
・高木の剪定は無理しない
剪定作業に慣れていない方が安全に剪定を行える木の高さは2mほどのため、それ以上の高さの木の剪定を行いたい場合には自分では行わず、極力業者に依頼することをおすすめします。高すぎる木の剪定は慣れていない方が行うと大けがをしてしまうリスクが高いため、無理しないようにしましょう。
まとめ
高く育った庭木を剪定で低くする方法とおすすめのタイミング等についてお話させて頂きました。庭木を低くする剪定方法には「切り戻し剪定」や「芯止め」等があります。定期的に剪定を行い高さを調節することで樹高を低くしつつも綺麗な樹形になるよう育てる事ができるため、庭木を育てる際には理想の高さについて考え定期的に剪定を行うことをおすすめします。
庭木を低くする剪定なら「塩崎造園」まで
神戸市の造園業者「塩崎造園」では高木の剪定や庭木を低くするための剪定のご依頼も承っております。庭木が高くなりすぎてしまって困っている方や低く育てたいというご希望をお持ちの方はお気軽にご相談ください。樹木ごとに最適な方法で施工させて頂きます。
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塩崎造園
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