剪定で枯れる理由とは？その対策についても解説！

こんにちは！神戸市の造園業者「塩崎造園」です。

庭木の枝葉が茂ってきた時に考える剪定。人によっては業者に依頼せずに自分で行う事を検討される方もいらっしゃるかと思います。しかし剪定は場合によっては庭木を枯らせてしまう原因となってしまう可能性も。せっかく庭木を綺麗にして健康的にするために剪定を行うのに、枯らせてしまっては元も子もありません。とはいえ枯らしてしまわないような剪定方法とは？剪定で枯れてしまう理由とは？等々、剪定について疑問に思われる方も多いかと思いますので、ここではそんな疑問をお持ちの方に向けて剪定で庭木が枯れてしまう理由や剪定で弱ってしまった樹木に取れる方法等について解説させて頂きます。

剪定で枯れる理由①：剪定時期を間違えてしまった

庭木にはそれぞれ剪定に適した時期というものがあります。剪定というのは樹木の枝葉を落とす行為であり、庭木にとって大なり小なり負担を与える作業です。特に太い枝を落とすような強剪定はそのダメージ大きく、剪定時期を間違えてしまうと剪定ダメージに耐えられず枯れる原因となってしまいます。例えば成長期である夏の時期に大量の枝葉を落としてしまうと成長に栄養を使用しているにも関わらず剪定の傷を塞ぐ事にも栄養が必要となり、結果として栄養が足りなくなってしまい樹勢が弱ってしまったり枯れてしまう原因となってしまう場合があります。

剪定で枯れる理由②：剪定方法を間違えてしまった

適期に剪定を行ったとしても剪定方法を間違えてしまうと枯れる原因となる場合があります。例えば樹木の枝の根元には保護帯と呼ばれる部分があり、剪定の際にこの保護帯を傷つけたりしてしまうと上手く傷口を塞ぐことが出来ずにそこから病原菌が入り込んだり腐ったりしてしまい枯れる原因となってしまう可能性があります。

剪定で枯れる理由③：剪定後の処理をしなかった

剪定後の切り口をそのまま放置してしまうと剥き出しの切り口から病原菌が入り込み、樹木が病気になる原因となってしまう可能性があります。また害虫の発生原因となってしまう可能性もあるため、剪定後の切り口を処理せずに放置してしまう事にはリスクがあります。

・これ以上の剪定を避ける

剪定後の庭木が枯れそうな場合、まずは更なる剪定は避けましょう。剪定は庭木にダメージを与える行為ですので、弱って枯れそうになっている庭木を更に剪定しないようにしましょう。ただ、完全に枯れている枝や病気の葉などは取り除いても構いません。

・除草剤を撒く事は控える

除草剤は液体タイプと粒状タイプとありますが、どちらも庭木には有害です。そのため枯れそうな庭木がある場合にはできるだけ使用しないか、使用するにしても液体タイプにし、庭木から距離のある場所に使用しましょう（粒状タイプはより除草効果が強く、樹木への負担も大きいです）

・活力剤を使用する

活力剤は弱った植物に活力を与えるための栄養剤のようなものです。枯れそうな庭木を完全復活させるものとは言い切れませんが、使用することで樹木に栄養を与える事ができます。逆に、似て非なるものである肥料を与える事は避けましょう。肥料は元気な樹木にとっては栄養となりますが、枯れそうになっていて弱っている樹木には逆効果になってしまう可能性があります。

・剪定時期を守る

お話した通り、庭木には剪定に適した時期というものがあります。自分で剪定を行う場合には特に、樹木ごとに適した時期に剪定を行うようにしましょう。

・剪定しすぎない

剪定のしすぎには注意しましょう。夢中になって剪定していたら気づけば丸裸…。のような状態にならないよう、全体を確認しつつ計画的に剪定することをおすすめします。

・剪定後の処理を行う

太い枝を剪定した後には特に、切り口を癒合剤などで保護した方が好ましいです。癒合剤で切り口を保護することで切り口から病原菌が入り込んでしまう事を防ぎ、切り口の治癒を早めてくれます。

庭木が剪定で枯れてしまう理由や枯れそうな庭木に取れる手段等についてご紹介させて頂きました。庭木の剪定は場合によっては自分で行う方もいらっしゃるかと思います。しかし時期や方法を誤ってしまうと大切な庭木を枯らせてしまう事になりかねません。庭木を健康的に育てていくためにも、時期や方法をしっかりと守って剪定を行うようにしましょう。

人によっては自分で剪定を行う事で庭木を枯らせてしまうのではと不安に思われている方もいらっしゃるかと思います。もし自分で庭木の剪定を行う事に不安がある場合にはプロの業者に依頼することをおすすめします。神戸に拠点を持つ塩崎造園では剪定のご依頼を随時お受けしております。お客様のご要望をお聞きしつつ樹木ごとの最適な方法で剪定を行いますのでお気軽にご相談くださいませ。