造園の際に飛び石を設置するメリットは？打ち方種類についても解説

こんにちは！神戸市の造園業者「塩崎造園」です。

本日は造園の際に飛び石を設置する際に知っておきたいメリットや注意点についてご紹介させて頂きます。デザイン性の高い造園について考えた際、設置について検討される方が多いものの一つに飛び石があります。和風のお庭によく合う飛び石。設置してあることで動線にもなり、お庭を歩きやすくもしてくれます。飛び石は置き方を工夫する事で通る人を立ち止まらせたり向きを変えたりなど誘導することも可能なため、「ゆっくりと庭の様子を楽しんでほしい」という場合にも有効です。ここではそんな飛び石について解説いたしますので造園の際に飛び石を設置したいと考えている方は参考にしていただければと思います。

・お庭のデザイン性が上がる

造園の際にお庭に飛び石を設置することでお庭の空間のデザイン性を上げる事が出来ます。砂利を敷くだけでも綺麗な造園は可能ですが、飛び石を設置することでより風情のある空間につながります。純和風な造園だけでなく、砂利や飛び石の素材や形の違いによってモダンなお庭にも合うようなスタイリッシュなお庭にすることが可能です。また石や砂利だけでなく芝生やレンガを使用する事でより自由なデザインの造園をすることができます。

・飛び石の上を歩けば雨の日も汚れない

造園の際に砂利や土を敷き詰めてお庭を作った場合、雨の日等に歩くだけで足元が汚れてしまう可能性があります。そうした際、飛び石が設置してあるとその上を歩く事ができ、足元が汚れてしまうことを避ける事ができます。こうした飛び石は来客がある際にも重宝するため、おすすめです。

・素材によっては滑りやすくなる場合がある

設置する飛び石の素材によっては雨の日などに濡れた際に滑りやすくなる場合があります。滑りやすくなった飛び石の上を歩くのは危険を伴い、場合によっては転んでしまうなどの事故に発展してしまう可能性があります。そのためより安全な飛び石を設置するためにはできるだけ滑りにくい素材の石にするか、滑らないように加工された石を使用するようにしましょう。

・石の形によって歩きづらく感じる可能性がある

デザイン性の高い飛び石を設置するのは見た目にも美しくなりおすすめですが、飛び石の形によってはでこぼこしていて歩きづらく感じてしまう場合があります。また飛び石と飛び石との間に隙間がある点も歩きづらく感じてしまう原因となってしまうかも知れません。

・場合により定期的に掃除をする必要がある

飛び石の周りには砂利などを敷く事が多いかと思いますが、場合によってそこから雑草が生えてくるなどする可能性があります。美観を維持しておくためにも定期的なメンテナンスが必要なります。またメンテナンスを怠ると飛び石に苔などが生えてしまう場合があり、苔の生えた石は滑りやすさが上がる点も注意が必要です。

・直打ち

歩幅に合わせた幅で直線状に並べる打ち方です。最もシンプルな打ち方で、まっすぐな動線を作る事ができます。

・大曲り

大きく弧を描くように並べる打ち方です。柔らかな印象を与える事ができます。

・二連打ち

二連ずつ石を設置する打ち方です。2つの石を1セットとして、歩きやすさも確保できる打ち方です。

・三連打ち

三連ずつ石を設置する打ち方です。3つの石を1セットとして、二連打ちよりも広がりのある印象を持たせることができます。

・千鳥打ち

飛び石をジグザグに設置する方法です。石が左右交互に設置されるため、歩行にリズム感を与えるため楽しみながらお庭を歩いて欲しい場合にもおすすめです。

・鴈掛け

数羽の鴈が飛んでいるような設置の仕方の為、鴈掛けと言われています。3個～4個ごとにジグザグに振り分ける設置の方法です。

造園で飛び石を設置するメリットや注意点、また打ち方の種類についてご紹介させて頂きました。飛び石はお庭に設置することでよりデザイン性の高いお庭にすることができる他、お庭を歩く方の動線誘導にも役立ちます。一方で飛び石の素材等によっては滑りやすいなどのデメリットがあるため、そうした注意点にも気を付けて飛び石の設置について検討することをおすすめします。

神戸市の造園業者「塩崎造園」ではお客様のご要望に合わせた造園プランのご提案や施工を行っております。ご相談は無料ですので、飛び石の設置について迷われている方や理想のお庭を作りたい！というお気持ちをお持ちの方はお気軽にお声がけ頂ければと思います。