虫が来にくい庭づくりのポイントとは？原因と対策についてご紹介

こんにちは。神戸の造園業者「塩崎造園」です。

庭づくりについて計画している時に人によって気になるのが虫の発生ですよね。お庭には自然を取り入れる方が多く、自然を取り入れるとどうしても虫が寄ってくることがあります。しかし中には虫が苦手であったりしてできるだけ虫が来にくい庭づくりがしたいという方もいらっしゃるかと思いますので、今回は虫が来にくい庭づくりのためのポイントについてお話させて頂きます。虫が苦手だけど庭づくりをしたい！という方も参考にして頂ければと思います。

・湿気が溜まらないようにする

虫は日当たりが悪く、湿気がこもっているような場所を好む場合が多いです。庭においては植物に水をやったり土が水分を含んだり、また庭自体が塀などで囲まれていて風通しがあまりなかったりするなどして湿気が溜まりやすい環境になりやすいです。そのため虫が来にくい庭づくりのポイントとしては、まずできるだけ湿気が溜まらないようにするというのが大切です。雑草や枝葉が茂っているとそれだけで風通しが悪くなり湿気が溜まりやすく虫が来やすい環境になりやすいです。そのため雑草の生えにくい庭づくりを意識したり、風通しが良くなるような配置や柵を選択するなどすることで虫が来にくい庭づくりに繋がります。

・虫が嫌う植物を植える

例えば、虫が嫌う成分を持つ植物を庭に植える事でも虫が来にくい庭づくりに繋がります。またハーブは虫よけになると同時に視覚的にも綺麗なお庭になるため庭づくりをする際におすすめの方法でもあります。ただハーブの中には非常に繁殖力が高く植えると他の植物まで駆逐してしまう事もある種類もあるため、お庭に植える際には注意が必要です。

・湿気が多くじめじめしている

先ほども述べましたが、虫は湿気が多い場所を好む事が多いです。雑草や植物が生い茂っていたりするなど風通しや日当たりが悪いと湿気が溜まる原因となり、虫が発生する可能性があります。また雨が降ったりした際などに水たまりができやすい状態になっていると蚊などの害虫の発生原因となる可能性もあります。

・虫が隠れやすい環境になっている

虫は身を隠しやすい場所も好みます。例えば雑草や植物が生い茂っていたり、隠れられるような石があったりすると虫が寄ってきやすいお庭になります。そうした環境を整えないようにする事も虫が発生しづらいお庭に繋がります。

・虫が好む植物が植えてある

虫は花の蜜や葉を好み餌としているため、そうした餌が多い場合にも虫は寄ってきやすいです。植物の養分を栄養とするような小さな虫が寄ってくると、その虫を捕食する虫も寄って来る可能性があります。

・薬剤を散布する

庭に発生した虫に取れる対策として、薬剤を散布する方法があります。薬剤にも種類があり、すでにいる害虫を駆除するものから害虫が寄り付かないようにするもの、また地面に撒いて植物に吸収させて植物を強くするものまであります。

・除草する

雑草が生い茂っていると虫が住みやすい環境となり虫が寄り付きやすくなるため、もしお庭に雑草が生えていて発生する虫に悩んでいる場合にはまず雑草の除草を行いましょう。手作業で草むしりを行う方法や薬剤を撒いて除草する方法などがありますが、もし育ってている植物に影響があるため薬剤が使えず自分で草むしりするのも厳しいという場合には業者に依頼して除草するのも一つの手です。

・庭木を整える

庭木の剪定を行わず枝葉が茂っている場合にも虫の発生原因となる場合がありますので、もし放任していて枝葉が伸びている庭木がある場合には剪定を行い整えるのも虫対策として取れる方法のうちの一つです。

・水はけを良くする

お庭の水はけが悪いと庭の湿度が上がったり蚊やユスリカなどの害虫の発生原因となってしまう可能性がありますので、もしお庭に水たまりができるようなくぼみがあったりするような場合には平坦にするなどして庭の水はけを改善するようにしましょう。

虫が来づらい庭づくりのポイントを中心にお話させて頂きました。庭づくりで植物を植えるとどうしても虫が寄ってくる事は避けられないかも知れませんが、工夫次第でできるだけ虫が来にくいお庭にすることはできます。虫が寄り付きづらい庭づくりをしたい場合には風通しや日当たりを意識し、湿気が溜まらないようなお庭を意識して行うことをおすすめします。

神戸市の造園業者「塩崎造園」ではお客様の希望を叶える庭づくりのご提案や施工を行っております。「出来るだけ虫が来ないお庭にしたい」といったご要望もお聞きして最適なプランのご提案をいたしますので、お気軽にご相談ください。