庭づくりに活用したい枕木のメリットやデメリットとは?
2025/01/15
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
庭づくりについて計画を立てている方の中にはお庭に枕木を設置したいと考えている方もいらっしゃるかと思います。枕木と聞くと電車が走るレールの下に敷かれているものを想像される方も少なくないかと思いますが、使用済みの枕木などは造園の際にも再利用される場合がある事はご存じでしょうか?アンティーク感のある独特な雰囲気を持っており、お庭に設置することでよりデザイン性の高いお庭にすることができます。そんな枕木ですが、木材以外にも素材に種類がある事はご存じでしょうか?ここでは庭づくりの際に枕木を設置するメリットやデメリット、また素材ごとの種類についてご紹介させて頂きますので参考にしていただければと思います。
目次
庭づくりで枕木を設置するメリット
・お庭のデザイン性を高める事ができる
枕木には独特のアンティーク感があり、設置する事でデザイン性が高く一体感のあるお庭にする事ができます。また素材による印象の差やデザイン、色合いにも様々な種類があるため、お庭を自分好みにつくる事に役立ちます。
・様々な使い方ができる
枕木はお庭に敷いてアクセントにできる他にも縦に設置して門柱にしたり花壇の枠に使用したりなど、色々な使い方をする事ができます。アイデア次第で様々な使い方ができるのも枕木の魅力であり、メリットです。
庭づくりで枕木を設置するデメリット
・素材によって経年劣化したり腐食する
枕木の素材には様々な種類がありますが、枕木の素材として代表的な本物の木材は経年劣化によって腐食したり割れたりするため、枕木を維持していきたいのであれば定期的にメンテナンスを行ったり交換する必要があります。腐食した枕木は放置していると見た目にも良くない他、害虫の発生原因となってしまう可能性があります。
・撤去する場合には費用がかかる
もし枕木の腐食などでお庭から撤去する事にした場合、処分するには手間や費用がかかります。また木材を枕木として使用する場合には防蟻剤や防腐剤を塗布しておくことが多いかと思いますので、そうした加工がされている枕木の処分は特別な処理が必要となる可能性がある点も注意が必要です。
枕木の種類
・木材の枕木
木材の枕木の魅力は何と言っても本物の質感や風合いです。特に実際線路に使用されていた枕木は独特のビンテージ感があるため、好んで使用される方もいらっしゃいます。線路に使用される木材の枕木は硬いものを使用されている上防腐処理をされているため、一定の耐久力を持っています。ただしやはり本物の木材は長期間の使用での劣化は避けられず、腐食を起こしたりシロアリが発生したりする場合もある点は注意が必要です。その他、ウッドデッキなどにも使用される事のあるウリンも枕木として使用されることがあります。
・樹脂製の枕木
樹脂を加工して作られた人工の枕木です。腐食やシロアリ発生の心配をする事なく枕木を設置しておくことができますが重さには強くないため、庭に敷いて人が通る敷石には向かない点には注意が必要です。樹脂製の枕木を使用する場合には門柱など耐荷重が関係しない箇所への活用をおすすめします。
・FRPの枕木
FRP製の枕木は樹脂製に近い人工枕木ですが樹脂製の枕木に比べると耐荷重が高いため、お庭の地面に設置する事もできます。
・コンクリート製の枕木
コンクリート製の枕木の中にも天然木のような質感を持つものがあり、お庭の風合いを損なわずに枕木を設置できます。コンクリートのため非常に丈夫で耐荷重も申し分ありません。ただ、非常に重たい点には注意が必要です。
まとめ
庭づくりで枕木を設置するメリットやデメリット、また素材ごとの特徴についてもご紹介してまいりました。枕木と言っても使用されている素材は木材に限らないため、どのようなお庭にしたいのかといった希望の他にもお庭のどこにどのように設置するのかなども考慮し、適切な枕木を選択しましょう。
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塩崎造園
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