サツキの剪定時期は花後すぐに!そのポイントについても解説
2025/01/21
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日はサツキの剪定についてお話させて頂きます。サツキは5月~6月にかけて開花する常緑低木で、種類によって白やピンク、赤紫といった様々な色の花を咲かせます。正式名称は「サツキツツジ」で、サツキは他のツツジに比べると開花が1ヵ月ほど遅いのも特徴です。そんなサツキですが、仕立てを楽しむ事ができたりお庭に植えたり生長が早く比較的育てやすい点等から生垣として植えることを考えられている方もいらっしゃるかと思います。そこでここではサツキの剪定におすすめの時期や剪定をする際のポイントについて解説いたしますので参考にしていただければと思います。
目次
サツキの剪定時期は花後すぐ
・サツキの剪定時期は5月~6月
サツキは花後の7月頃に新しく伸びた枝に翌年咲くための花芽をつけます。そのため剪定を行う場合には花後から花芽をつけるまでの短い期間に行うことをおすすめします。花芽ができる前に剪定を行うことで翌年に咲くはずだった花芽を落としてしまう事を避け、花付きに影響なく剪定を行う事ができます。
サツキの剪定の必要性
・サツキは生長が早い
サツキは生長が早い植物のため、剪定せずにいるとすぐに枝葉が延びて樹形を大きく乱してしまいます。また樹木の内部が混み合って風当りや日当たりが悪くなってしまい病害虫の発生原因となってしまう可能性もあります。
・若い枝に花芽をつける
サツキは新しく伸びた枝に花芽をつけるため、定期的に剪定を行い新しい枝が延びるように促す事で花付きを良くすることができます。株が元気であれば古い枝にも花をつけますが、やはり新しく若い枝の方が花が付きやすいです。
サツキの剪定ポイント
・花を楽しみたい場合は剪定時期と方法に注意
サツキの花芽は花後すぐに形成されます。そのためサツキの花を楽しみたいという場合には特に、花後に花芽が形成される前に剪定を行うようにしましょう。またもし花芽形成後の7月以降に剪定を行う場合には樹形を整えるような剪定よりは伸びた枝を切り戻す軽い剪定にとどめておきましょう。
・強剪定は避ける
サツキは丈夫な樹木ではありますが枝を落としすぎたり太い枝を落としすぎると樹勢を弱めてしまったりする可能性があるためできるだけ強剪定は避けるようにしましょう。ただし大きく育ってしまったサツキをすぐに小さくする必要があるなどやむを得ず強剪定を行わなければいけないという場合もあるかと思います。そうした場合、強剪定は株に体力のある開花前の3月頃に行いましょう。もしそこまで急いでいないが小さくしたいという場合には何回かに分けて剪定を行い徐々に小さくしていきます。
・古い枝は落とす
サツキは古い枝よりも若い枝の方が花付きが良いです。そのためもし花をつけなくなった古い枝がある場合には剪定しておくことをおすすめします。花付きの悪い枝を剪定する事で若い枝に必要な栄養が行き渡るようになり、全体的に花付きを良くする事に繋げる事ができます。
まとめ
サツキの剪定時期や剪定の必要性、また剪定を行う際のポイントについてお話させて頂きました。サツキは5月~6月の花後7月頃に翌年に咲くための花芽をつけるため、花を楽しみたい場合には剪定時期に注意する必要があります。また定期的に剪定を行うことで樹形を整えるだけでなく花付きを良くする事にも繋がります。生長が早い植物でもあるため定期的に剪定を行って病害虫の発生を予防し、健康的にサツキを育てましょう。また、もしサツキの剪定に不安があったり時間が取れない場合等には剪定を行っている業者に依頼することをおすすめします。神戸市の造園業者「塩崎造園」ではサツキの剪定のご依頼も賜っておりますのでお気軽にご相談ください。
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塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
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