ジューンベリーの剪定時期はいつ?知っておきたいポイントとは
2025/01/26
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日はジューンベリーの剪定についてお話させて頂きます。ジューンベリーは4月~5月に白い花を咲かせ、その後初夏にかけて実をつける樹木です。落葉樹であり、秋には紅葉し、冬には落葉します。このように1年を通して変化する様々な姿を楽しむ事ができるため庭木として植えたいと考える方もいらっしゃるかと思います。そこでここではシンボルツリーとしても人気のあるジューンベリーの剪定の時期や庭木としておすすめの理由、また知っておきたいポイントについて解説させて頂きますので、参考にしていただければと思います。
目次
ジューンベリーの剪定時期
ジューンベリーは基本的には一年を通していつでも剪定が可能ですが、花や実を楽しみたいのであれば剪定時期や剪定方法に気を付ける必要があります。
・11月~3月のジューンベリーの剪定
ジューンベリーの主な剪定時期です。ジューンベリーは落葉樹のため秋~冬にかけて生長を止めて休眠期に入ります。この時期に剪定を行う事で負担をできるだけ減らした剪定を行う事ができます。ただジューンベリーは花後の夏~秋に翌年咲くための花芽をつけるため、花や実を楽しみたい場合には花芽に注意しながら剪定を行うようにしましょう。透かし剪定を主に行う事で残す枝を作り、花芽を残しましょう。
・6月~7月のジューンベリーの剪定
ジューンベリーの6月~7月の剪定は花芽を付ける前のタイミングを狙って行います。花芽を付ける前であれば樹形を大きく変えたり大きくなりすぎたものを小さくする強剪定を行っても花芽を落とす心配がありません。ただ時期が短いため、もし自分で剪定を行う際に心配であれば触らない方が無難かも知れません。
ジューンベリーの剪定のポイント
・太い枝を切ったら癒合剤を塗る
強剪定を行い太い枝を切った場合には切り口が大きくなるため、病害虫の発生原因となってしまわないように切り口に癒合剤を塗ることをおすすめします。
・若いうちは強剪定を避ける
ジューンベリーの株が若い場合には強剪定はできるだけ避けましょう。枝葉が混み合い気になるかも知れませんが、強剪定を行う事で生長した時に花や実がつかなくなってしまう可能性があります。そのため株が若いうちには強剪定を避け、大きくなってから樹形を整える強剪定を行いましょう。
ジューンベリーが庭木におすすめな理由
・1年を通して変化する姿を楽しむ事ができる
ジューンベリーは落葉樹であり、開花した姿や実の収穫も楽しめる樹木です。1年を通して変化する姿を見る事ができるため、四季を感じられる樹木として人気があります。自然な樹形をしているためナチュラルガーデンに取り入れるのもおすすめです。
・実を収穫する事ができる
ジューンベリーの実は収穫して食べる事ができます。庭木としてお庭に植えることで毎年収穫を行い、そのまま食べたり、ジャムやジュースにして楽しむ事ができます。
ジューンベリーを庭木にする際のポイント
・実で庭が汚れる可能性がある
ジューンベリーの実は熟すと甘くて美味しいですが、収穫し漏れてしまうなどして地面に落ちた実が地面でつぶれてお庭を汚してしまう可能性があります。
・品種によっては大きく生長する
ジューンベリーは品種によっては5mほどに高く育つ場合があります。ただ定期的に剪定を行う事で3mほどに抑えつつ育てていくことも可能です。
まとめ
ジューンベリーの剪定時期や剪定のポイント、また庭木としておすすめのポイント等についてお話させて頂きました。ジューンベリーは1年を通して様々な姿になる他、実を収穫して楽しむ事ができる樹木です。お庭に植えてシンボルツリーとして活用してみてはいかがでしょうか?
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塩崎造園
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