庭木として人気なツバキ!気になる縁起についても解説
2025/02/04
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
日本庭園や庭木として植えられている姿を見る事も多い「ツバキ」。その美しさや育てやすさから庭木としても多くの方に親しまれています。ここではツバキがどのような樹木なのか、またなぜ庭木としておすすめなのか?また気になる縁起についてお話させて頂きます。庭木としてツバキを植えたいと考えている方は参考にして頂ければと思います。
目次
ツバキの特徴
ツバキは縄文時代から人々の生活に使われている日本の伝統的な植物で古くから親しまれてきました。平安時代には「高貴な花」として貴族たちの間で愛され、その後も茶道や俳句など、日本文化の中で多くの場面に登場します。
ツバキは常緑樹で、冬でも青々とした葉を保つのが特徴です。品種にもよりますが主に冬から春にかけて開花し、その花の形や色は品種にもよりますがどのツバキも美しく、寒い季節に庭を彩ります。その美しい花や鮮やかな葉は和風のお庭にぴったりです。
ツバキが庭木として人気な理由
・花が美しい
ツバキの大きな魅力として、花の美しさがあります。大きくて存在感のある花びらは品種によって赤や白、ピンク、また模様の入ったものまで多様な種類があります。ツバキは主に冬から春にかけて咲くため、他の庭木が葉を落としていたりする中でもお庭を華やかにしてくれます。また品種によって開花時期が違うため、開花時期の違うツバキを植える事でほとんど1年中ツバキの花を楽しむ事ができます。
・耐寒性や耐暑性があり比較的育てやすい
ツバキは比較的耐寒性や耐暑性に優れており比較的手間をかけずに育てる事ができる点も庭木としておすすめな理由のうちの一つです。日本の風土によく合っている樹木のため、寒冷地でなければ庭木や鉢植えとして育てるのに特別な保護は不要です。そのため初心者の方でも扱いやすい庭木と言えます。
・種類が多い
前述してきた通りツバキには数多くの種類があり花の形や色なども多種多様です。そのためお気に入りのツバキを選ぶ楽しみがあります。ツバキと言えば和風のお庭のイメージがあるかも知れませんが、品種によっては洋風のお庭にも良く合います。
・常緑樹で1年中青々とした姿を楽しめる
ツバキが常緑樹ため、季節を問わず青々とした葉を楽しむ事ができます。特に冬場は葉を落としたりする樹木もありお庭全体がさみしくなりがちですが、ツバキの葉は寒い時期にも生命力を感じる緑をしているためお庭に生命感が生まれます。また、落葉樹とは違い葉が落ちないため、掃除の手間も少ないです。
ツバキは縁起が悪い?
ツバキは本来縁起の良い樹木として伝わってきた
・ツバキは平安時代から高貴な花として扱われてきた
ツバキは本来とても縁起の良い樹木として扱われてきており、例えば正月に神様を迎えるためにツバキを使う地域もある他、松竹梅の梅の代わりに椿が使用されてきた事も。椿は霊力の宿る木として古くからお寺などに植えられてきました。また常緑樹のため1年中葉を落とさず寒さが厳しい冬の時期にも生命力を感じさせる青々とした葉をつけており、生命力を感じさせる樹木です。平安時代から高貴な花として扱われてきたツバキは縁起の良い樹木と言えます。
ツバキが縁起が悪いと言われる事もある
・ツバキが縁起が悪いと言われ始めたのは江戸時代頃
ツバキは本来とても縁起の良い樹木として扱われてきましたが、ではなぜ縁起が悪いと言われる事があるのでしょうか?その理由の一つとしては、江戸時代の武士の間で「ツバキの花が落ちる様が首が落ちるような姿を連想させる」として縁起が悪いと言われはじめてそれが全国に流布したようです。
まとめ
ツバキはその美しい花や育てやすさから庭木としてもおすすめな樹木です。ツバキは日本の風土に合っていて丈夫なため、寒冷地を除いて日本各地で育てる事ができます。ぜひお気に入りのツバキをお庭に植えて楽しんでみてはいかがでしょうか?
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塩崎造園
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