マキの剪定時期は年に2回?ポイントを押さえて綺麗なお庭を維持しよう
2025/02/19
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日はマキの剪定についてお話させて頂きます。マキは5月~6月ごろに開花し、雌株であれば9月~10月頃に実をつけます。花は松の雌花に似ており、黄色で細長く円柱形をしています。実は串刺し団子のような形をしており、丸くて緑色の実と花托と呼ばれる赤や紫に熟す部分からなっています。緑色の部分は食べる事はできませんが、花托と呼ばれる部分はほんのり甘酸っぱく食べる事ができます。そんなマキは刈り込みにも耐える事ができるため、庭木の他にも生垣として採用される事も。丈夫な樹木で湿気やシロアリにも強いため初心者にも育てやすいため、庭木として植えて育てたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。そこでここではマキの剪定時期や剪定のポイントについてお話させて頂きますので、参考にしていただければと思います。
目次
マキの剪定時期は年に2回
マキの剪定は真冬と真夏を除けば比較的いつでも行う事ができますが、年に2回を目途に剪定を行う事で綺麗な樹形を維持する事につながります。
・マキの5月~6月の剪定
マキの刈り込みや樹高の調整を行うのに適した時期です。マキは夏~秋にかけて来年咲くための花芽を付けるため、開花が終わってすぐに剪定を行う事で花芽が出来る前に剪定を終える事ができます。もし花の観賞には興味がないという場合には気にせず剪定を行っても大丈夫です。
・マキの9月~10月の剪定
マキは9月~10月にも剪定を行う事ができます。5月~6月の剪定同様強剪定が可能ですが寒さには強くないため、強剪定を行うのであればまだ暖かい時期に行う事をおすすめします。比較的暖かい地域であれば12月頃まで剪定が可能です。
マキの剪定のポイント
・最上部から剪定していく
マキは最上部が最も生育旺盛なため、基本的には最上部から剪定を行っていきます。最上部を強剪定する事で全体のバランスを取りつつ剪定を進めていくことが出来ます。
・古い葉っぱは手で取り除く
マキの剪定は刈り込みハサミで行う事が多いかと思いますが、もし古い葉っぱや形が変になっている葉っぱを見つけた際には手で取り除くようにしましょう。そうした葉っぱをしっかりと取り除く事で見た目も良くなり、風通しも改善されます。
・切りすぎると元に戻るまでに時間がかかる
マキは最上部は生育旺盛なもののそれ以外の部分の生長は比較的緩やかです。そのため切りすぎたりなどして剪定を失敗してしまうと元に戻るまで時間がかかってしまう場合があります。見た目が悪い状態が長期間続くため、剪定は慎重に行いましょう。
・年に1回~2回は剪定で整える
マキは生長が遅いものの、放置していると枝葉が10㎝以上伸びて美観を損ねてしまいます。そのため年に1回~2回は剪定を行い、樹形を整えるようにする事をおすすめします。また高く育つ樹木のため放置していると樹高が20m以上にもなってしまう場合があります。定期的に剪定をしていれば1度にかかる手間はそこまで大きくありませんので、放置せずに剪定を行うことをおすすめします。
・剪定する時は葉があるところまでにする
マキは針葉樹のため、葉の無いところまで切ってしまうとそこからはもう葉が生えなくなってしまいます。そのため剪定の際には葉の位置なども考えて作業を勧めましょう。
まとめ
マキの剪定時期や知っておきたいポイントについてお話させて頂きました。マキは和風のお庭によく合い比較的育てやすい樹木のためお庭に取り入れたいと思われている方もいらっしゃるかと思います。マキは定期的に剪定を行う事で大きさと美観を保った状態にしておくことができるため、時期や方法に注意して作業を行うようにしましょう。
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