ヒラドツツジの剪定時期は開花後すぐ!知っておきたいポイントについて解説
2025/02/26
こんにちは!神戸市の造園業者「佐野造園」です。
本日はヒラドツツジの剪定についてお話させて頂きます。ヒラドツツジはツツジの中でも大きな品種で、大きな花を咲かせる品種です。4月~5月にかけて開花し、花色は種類によって紫や白、紅色など多彩。丈夫で育てやすい事や大きくて綺麗な花を多く咲かせる事から公園や街路などにもよく植えられる樹木です。そんなヒラドツツジですから、自宅のお庭にも植えたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。そこでここではヒラドツツジの剪定におすすめの時期や剪定の方法についてお話させて頂きますので、お庭にヒラドツツジを植えようかと考えられている方は参考にしていただければと思います。
目次
ヒラドツツジの剪定時期は花後すぐに
・ヒラドツツジの5月~6月の剪定
ヒラドツツジは花が終わった後一ヶ月程度で花後に伸びた新芽の先に来年開花するための花芽を付け始めます。そのため剪定は花後すぐに行うのがおすすめです。剪定時期が遅くなってしまうと花芽を切ってしまい、来年の花付きが少なくなってしまう可能性があります。
ヒラドツツジの剪定の必要性
・どんどんと大きく成長するため定期的な剪定が必要
ヒラドツツジは暖かい場所に植えて放任しているとどんどんと生長してきます。管理がしやすい大きさに管理しておくためにも定期的に剪定を行うことをおすすめします。
ヒラドツツジの剪定ポイント
・花を楽しみたい場合には時期や剪定方法に気を付ける
ヒラドツツジの花芽は開花後一ヶ月程度で枝先に付き始めます。そのためヒラドツツジの開花を楽しみたいという場合には剪定の時期や剪定方法に気を付けるようにしましょう。具体的には開花後、もう少し花が楽しめそうかなという時期には剪定を検討することをおすすめします。もし剪定時期が遅くなってしまった場合には花芽の位置に気を付けつつ透かし剪定を中心に行う事で花芽を残しつつ剪定を行う事ができます。
・イメージよりも一回り短く剪定を行う
ヒラドツツジは大きく育つため、イメージよりも一回り小さくなるように剪定する事で樹形を整えて維持しやすくなります。そのため剪定の際にはイメージぴったりではなく気持ち短くなるように作業を行いましょう。
・剪定イメージがわかない場合には丸くなるようにするのがおすすめ
ヒラドツツジは丸い樹形に整えるのが一般的ですので、もしヒラドツツジの剪定に際して樹形の具体的なイメージがわかないという場合には丸い樹形に整えるのがおすすめです。また、自然樹形になるように育てるのも一つの手です。自然樹形のヒラドツツジは特に雑木の庭によく合います。
・終わりかけの花は摘み取る
ヒラドツツジの剪定時期は花後すぐという話をしましたが、花後すぐに剪定を行うと終わりかけの茶色くなった花がまだ残っている場合があります。そうした終わりかけの花は剪定を同時に根元から切ったり手で摘んだりすることをおすすめします。花を取り除く事で来年開花する花芽に栄養がいきやすくなります。
・風通しが改善されるように意識する
内部が混み合って風通しが悪くなると病害虫の発生原因となってしまう可能性がありますので、剪定の際には風通しを改善するように意識しましょう。樹形の中までハサミを入れて小枝のある位置で切り戻していきます。
まとめ
ヒラドツツジの剪定時期や剪定のポイント等についてお話させて頂きました。ヒラドツツジは4月~5月にかけて大きくて綺麗な花をたくさん咲かせる樹木です。剪定は花つきを気にしないのであれば真夏や真冬を避ければ比較的いつでも行えますが、花を楽しみたい場合には花後すぐのタイミングがおすすめです。適切な時期と方法で剪定を行い、ヒラドツツジの開花を楽しみましょう。
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