庭木の剪定について解説!樹木ごとのおすすめ時期とは
2024/11/24
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日は庭木の剪定についてお話させて頂きます。お庭がある住宅の中にはシンボルツリー等の樹木を植えている方もいらっしゃるかと思います。庭木の生長の速度は樹木の種類や環境などにもよりますが基本的には定期的に剪定が必要で、庭木を植えているお客様の中には「庭木を植えたけど、いつどのように剪定した方が良いんだろう」等と迷われている方もいらっしゃるかと思いますので、ここではそんな方に向けて庭木の剪定時期や剪定方法についてお話させて頂きます。
目次
庭木のおすすめ剪定時期
庭木の種類によっておすすめ剪定時期は違います。ただざっくりと「常緑樹」「落葉樹」でおすすめの剪定時期がありますのでご紹介いたします。
・常緑樹
常緑樹は1年を通して常に緑色の葉をつけている樹木です。常緑樹の剪定時期は大体3月~6月。地域にもよりますが9月~10月にも軽剪定が可能です。逆に常緑樹が剪定を避けた方が良い時期は冬。常緑樹は常に光合成を行いその時必要な養分を作っていますので蓄えがなく、また蓄えるのも得意ではありません。そのため光合成のできる量が少なくなる冬などに剪定を行い葉が減ってしまうと作り出せる養分が減ってしまい弱ってしまう原因となってしまう可能性があります。
・落葉樹
落葉樹は寒くなってくると葉を落として休眠期に入る樹木です。落葉樹の剪定時期は冬。落葉樹は冬に入る前に大量の養分を蓄え、春に向けて冬の間を休眠して過ごします。樹液の流れもゆっくりになるため剪定した切り口から流れる樹液の量も減り、剪定によるダメージも少なくすることができます。また葉を落としているため全体が把握しやすく、剪定しやすくなります。
真夏は剪定をさけた方が良い時期
庭木によって適切な剪定時期が違いますが、多くの庭木に共通している剪定を避けた方がいい時期に「真夏」があります。その理由についていくつかお話させて頂きます。
・真夏は庭木の成長期のため
真夏の時期の庭木は成長期である事が多くせっかく剪定して綺麗にしてもすぐに枝葉を伸ばして樹形を乱してしまいます。そのため真夏に剪定を行ってもまたすぐに剪定を行わないといけなくなる可能性があります。
・剪定によるダメージが大きく出る
真夏の時期は庭木の成長期であることが多いという話をさせて頂きましたが、つまり養分をたくさん使って大きく育っている時期という事です。庭木自体に養分の蓄えが少なくなっている状況である上、剪定の切り口から養分が多く出てしまいかえって庭木が弱くなってしまう原因となってしまう可能性があります。
・幹焼けする可能性がある
剪定を行うと枝葉が減りますので、真夏の強い日差しを遮る事ができる枝葉が減り幹が日焼けを起こす幹焼けを起こしてしまう可能性があります。
剪定時期以外で剪定したい場合
庭木の剪定時期についてお話してまいりましたが、それでも剪定時期以外に剪定をしたいという場合もあるかと思います。実際に剪定時期以外で剪定する場合にも以下のようなポイントを気を付ければ庭木へのダメージを最小限にして剪定をすることが可能です。
・軽剪定にとどめる
不要な枝葉を落とすのみのごく軽い剪定にとどめることでダメージを抑えます。
・切り口に癒合剤を塗る
切り口はそのままにしていると病原菌が入り込んで病気になってしまったりする可能性がありますので、癒合剤などを塗って切り口を保護し、早く治癒するように促します。
まとめ
庭木の剪定時期についてお話させて頂きました。庭木は種類によって最適な剪定時期が違いますが、大きく分けて広葉樹と落葉樹でおすすめの剪定時期が違います。広葉樹の場合は冬の剪定は避け春に剪定を行い、落葉樹の場合は逆に休眠期である冬の剪定がおすすめです。ただ剪定時期でない場合も剪定の仕方や切り口の処理などを工夫することで剪定は可能です。もし剪定時期ではない剪定を行う際に不安がある場合にはプロの業者に依頼するのもおすすめです。
庭木の剪定なら「塩崎造園」まで
庭木の剪定にお悩みなら神戸市の「塩崎造園」までお気軽にご相談ください。塩崎造園では業界経験10年以上のプロの職人がお客様のご要望や庭木に合わせた剪定を行います。大切な庭木を健康的に育てていくためにもお気軽にご利用ください。
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塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
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