庭づくりでウッドフェンスを採用するメリットとは？素材による違いもご紹介

こんにちは！神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日は庭づくりに使いたい方もいらっしゃるであろうウッドフェンスについてお話させて頂きます。
ウッドフェンスはお庭などに設置することで目隠しになったり木材の温かみから住宅を柔らかく落ち着いた雰囲気にすることができるフェンスです。ここではそんなウッドフェンスについて、庭づくりの際に設置するメリットや素材ごとの違いについてお話させて頂きます。

・プライバシーを守る空間にできる

庭にウッドフェンスを設置することで目隠しの役割を果たす事ができるため、プライバシーを守る事ができます。お庭が道路に面している場合、お庭で過ごす際にも人目が気になってしまう可能性がありますが、ウッドフェンスを設置することで外からの視線を遮る事ができます。

・あたたかみのある印象があるお庭に

お庭にウッドフェンスを設置することでプライバシーを守る事ができるとご紹介しましたが、目隠しの役割だけであればウッドフェンスでなくても行えます。ただウッドフェンスは木材の温かみを感じられるデザインとなっているため、リラックスして過ごす事ができる温かみのあるお庭にすることができます。

・ウッドフェンスはお庭にも自然になじむ

庭づくりの際に樹木や植物などを植えられる方も多いかと思います。お庭にフェンスを設置する際に木材の雰囲気があるウッドフェンスを選択することでそうした植物にもよく馴染むため、ウッドフェンスも含めたトータルの庭づくりが可能です。

・ソフトウッドぼウッドフェンス（耐用年数：5年～15年）

ソフトウッドぼウッドフェンスは木の独特な質感があり、その温かみを感じる事ができるフェンスです。木製ならではの自然な色むらや匂いを楽しむ事ができ、ナチュラルな庭づくりが可能です。木製のため加工しやすく、庭づくりの際に好きな高さや形にカットしたりなどの加工も容易に行う事ができます。またウッドフェンスの中でも木製のウッドフェンスは比較的安く設置できる他、DIYでの制作設置も可能な点もメリット。そうしたメリットがある一方、ソフトウッドのウッドフェンスは耐久性が低く壊れやすいデメリットがあります。天然木で作る木製のウッドフェンスは雨や湿気でカビが生えたり腐植しやすいため、環境にもよりますが1年で腐食が始まってしまう場合も。そのため木材にもよりますが木製ウッドフェンスの耐用年数は大体10年前後くらいで設置し直しを検討する必要があります。

・人工木材のウッドフェンス（耐用年数：10年～30年）

人工木材のウッドフェンスは樹脂等と木粉を混ぜて作られた木材に似た人工の建材です。木材に似ていますが木材ではないため、防水や防腐処理を行わなくても高い耐久性を持っています。また木材ではないためシロアリなどの害虫被害にも合いません。細かいキズがついた場合にはやすり等で削る事で綺麗にできますが、人工木材によっては後が残ってしまうため、傷がついてしまった場合は塗装で綺麗にします。

・ハードウッドのフェンス（耐用年数：15年～30年）

ハードウッドは高耐久性木材とも呼ばれており、ハードウッドフェンスはそんな高耐久でソフトウッドフェンスに比べて重くて堅い木材で作られたウッドフェンスです。ソフトウッド同様木材にもよりますがメンテナンスしなくても長期間持つものもある一方、ソフトウッドフェンスに比べると費用が高い点はデメリットです。無塗装でも耐久力が高く、経年劣化を楽しむ事もできます。

庭づくりの際にウッドフェンスを設置するメリットや素材の違いについてお話させて頂きました。ウッドフェンスは設置することで目隠しになる他、お庭の雰囲気づくりに一役買ってくれる設備です。庭づくりの計画を立てる際にウッドフェンスの設置についても検討してみてはいかがでしょうか？