落葉樹の剪定時期は「冬」!理由についても解説
2024/12/17
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日は落葉樹の剪定時期についてお話させて頂きます。落葉樹は春には花を咲かせ、夏には青々とした葉を茂らせ、秋には紅葉し、冬には葉を落として静かにたたずむ。1年を通して四季を感じさせてくれる樹木です。お庭に植えて四季ごとの姿を楽しんでいる方も多くいらっしゃるかと思います。そんな落葉樹ですが、お庭に植えてしばらくすると枝葉が伸びてきて気になり「そろそろ剪定時期が必要かな」と思われるタイミングがありますよね。ただ、剪定によって樹木が弱ってしまう事を避けたいのも事実。実は落葉樹には剪定におすすめの時期があり、その時期を守って剪定を行う事で枯れたりしてしまうリスクを下げる事ができます。ここではそんな落葉樹の剪定時期を中心にお話させて頂きますのでぜひ参考にしてみてください!
目次
落葉樹の剪定時期は「冬」
・落葉樹の剪定時期は休眠期である12月~2月
落葉樹の剪定を行う場合は葉を落として枝だけの姿になる「冬」の時期がおすすめです。休眠期の落葉樹は栄養を蓄えた上で成長を止めており、剪定を行う事によって受けるダメージを最小に抑える事ができます。以下でより詳しくその理由についてご説明いたします。
落葉樹を冬に剪定する理由
・剪定で枯れるリスクを下げる事ができる
冬の時期の落葉樹は葉を落としているため葉からの蒸散は無くなり、また枝葉を伸ばすのをやめて成長が止まります。そのため普段成長に使用している栄養も剪定を行う事でできた傷に対して使う事ができ、剪定によるダメージを最小限に抑える事ができます。
・太い枝も剪定できる
上記でお話した通り、休眠期の落葉樹は成長を止めているため切り口の治療に栄養を使う事ができます。そのため太い枝を落とすような強剪定を行っても枯れたり弱ったりしづらいのもポイントです。落葉樹の強剪定を行う場合には必ず冬に行うことをおすすめします。
・樹形が長く整いやすい
落葉樹は冬の間は成長を止めているため、剪定から枝葉を伸ばして樹形が乱れ始めるまで長く整っていやすいという利点もあります。また冬に不要な枝の剪定をしておくことで春の芽吹きに備えておくことができるという利点もあります。
・不要な枝が分かりやすい
冬の落葉樹は葉を落としているため葉が茂っている時期よりもずっと枝ぶりが分かりやすく、不要な枝も分かりやすいのも利点です。
・ゴミが少なくて済む
葉がある時期に剪定を行うよりも葉が全て落ちている時期に剪定を行う事で剪定によるゴミが少なくて済み、処理にかかる手間を減らす事にもつながります。
軽剪定であれば一年中行うことはできる
落葉樹の剪定は冬に行う方が良いというお話をさせて頂きましたが、枝葉を少し落とすのみの軽剪定であれば基本的に1年中行う事ができます。特に剪定業者や造園業者など、普段から剪定を行っているプロの業者であれば加減を良く知っているため、もし自分で剪定するのが不安であれば業者へ依頼するのも一つの手です。
真夏の時期は落葉樹の剪定を避けた方が良い
基本的には1年中剪定ができるとお話させて頂きましたが、それでも真夏の時期の剪定はあまりおすすめできません。真夏の時期は樹木にとって成長期でもあり、成長のために多くの栄養を使用している時期です。そのため剪定によって更に切り口の治癒に栄養を回さなければならなくなってしまうと樹勢が弱る原因となってしまう可能性があります。
まとめ
落葉樹の剪定時期やなぜその時期がおすすめなのか、その理由等についてもお話させて頂きました。落葉樹は気温の下がる冬の時期に休眠期に入るため、その時期に剪定を行うのがおすすめです。
落葉樹の剪定は塩崎造園まで!
神戸市に拠点を持つ塩崎造園では落葉樹の剪定のご依頼もお受けしております。1本からの剪定も可能ですので、「年越しに合わせて綺麗にしておきたい」「剪定時期じゃないけど整えたい」といったご希望をお持ちの方はお気軽にご相談ください!
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塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
電話番号 : 080-6121-4344
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