剪定の種類について解説!適切な方法で行い庭木の健康を守ろう
2024/12/18
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日は「剪定の種類」についてお話させて頂きます。剪定はお庭を綺麗に維持管理するためにとても大切な作用です。剪定を適切に行うことは庭木の樹形を整えお庭の美観を保ち庭木の健康を守る事にも繋がります。ただ「自分で剪定をしようと思うけどどんな風に行えば良いのか分からない」「剪定の種類って何があるの?」等々剪定に対して疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますので、ここではそういった方々にも参考にしていただけるように剪定の主な種類についてお話させて頂きます。
目次
剪定方法の種類
・透かし剪定(間引き剪定)
透かし剪定は剪定方法の中でも最も基本的なものです。透かし剪定は枝葉が伸びてきて密集している箇所の剪定を行い枝葉を減らす事で日当たりや風通しを良くする目的で行われます。
・切り戻し剪定(返し剪定)
切り戻し剪定は枝の途中で切る事で樹形を整え成長をコントロールする目的で行われます。樹木は種類によってはどんどん大きくなり樹形を乱してしまいますので、大きくなるのを抑えたりするためにも行われます。
・枝おろし剪定
枝おろし剪定とは、太い枝を切り落す剪定です。枝下ろし剪定は大きく育った木を小さく仕立て直したいという場合や敷地から枝が出てしまい取り除く必要がある際などに行われます。枝おろし剪定は剪定はさみ等では行えず、場合によってのこぎりやチェーンソーを使用して行われます。また太い枝を切り落とすため樹木にとっても負担が大きい剪定方法です。
・刈り込み
刈り込みは生垣や仕立てをする際に行います。不要な枝を選んで切り落とし自然な樹形に整えて行く剪定に対し、刈り込みは丸や四角などの形に整えるために行います。場合によって剪定と組み合わせて行います。
剪定の種類
・基本剪定
基本剪定は樹形を整えるために行います。不要な枝や葉を落とし庭木の骨格を整えるように行われ、樹木などにもよりますが多くの枝葉を落とす事になるため基本剪定を行う時期には注意する必要があります。例えば常緑樹であれば春の時期、落葉樹であれば落葉している冬の時期が剪定の適期であることが多いです。基本剪定は基本的には不要なえだを取り除き整理する間引き剪定を行い、その後に樹形を整えるための切り戻し剪定の流れで行います。先に必ず剪定が必要な枝を落としてから樹形を整えることでバランスよく剪定する事が可能です。
・軽剪定
軽剪定は伸びすぎた枝や混んでいる枝を取り除き、樹形を整えて風通しや日当たりを改善するために行います。軽剪定は基本剪定とは違い不要な枝のみを取り除く軽い剪定で樹木に与えるダメージも比較的少なくて済むため基本的にはどの季節にも行う事ができます。
剪定する際のポイント
・不要な枝から剪定する
剪定を行う際には忌み枝と呼ばれる不要な枝から剪定していくことをおすすめします。忌み枝とは樹木が成長していく上で不要な枝やあると樹形を乱す原因となるような枝のことで、剪定の際にはこれらの枝を切った後に全体の樹形を整えていくことでバランスの良い剪定をすることができます。
・樹木ごとにある剪定時期をできるだけ守る
常緑樹は春、落葉樹は冬、といったようにざっくりとした剪定時期はあるものの、樹木ごとにも細かい剪定時期があります。場合によっては花付き等に影響する可能性があるためできるだけ剪定時期を守って剪定を行うことをおすすめします。
まとめ
剪定の種類についてお話してまいりました。剪定の種類や方法にはいくかあり、剪定を行う樹木や剪定を行う時期等によって最適な方法は違います。剪定時期を守って適切な方法で剪定を行う事でお庭の美観を整え、庭木を健康的に育ててみてはいかがでしょうか?
庭木の剪定なら「塩崎造園」まで
剪定を自分で行うには不安がある!という場合にはプロの業者に依頼するのもおすすめです。神戸市の塩崎造園ではご要望に応じた庭づくりの他、庭木の剪定等のお庭の管理に関するご依頼もお受けしております。ご相談お見積もりは無料ですのでお気軽にお声がけくださいませ。
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塩崎造園
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