庭づくりにおすすめの多年草とは?一年草との違いについても解説
2025/01/17
こんにちは。神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日は理想の庭づくりについて考えた際、お庭に植える植物について検討される方も少なくないかと思います。四季を通して色とりどりの花を咲かせる植物を植える事でにぎやかなお庭にしたいもののできるだけ手をかけずに綺麗な状態を保たせたい場合、多年草を取り入れる事でメンテナンスコストを減らしつつ理想のお庭をキープしやすくなるかも知れません。ここではそんな庭づくりに取り入れたい多年草の特徴やメリットデメリット、また一年草との違いについてお話させて頂きます。
目次
多年草とは?
多年草とは基本的に1年を通して枯れる事なく一度植えれば毎年花を咲かせる植物です。花や実をつける時期は植物の種類によっても様々ですが、毎年花をつける点は多年草の特徴です。一般的に一年草は1年で枯れるため管理も不要で初心者にもおすすめと言われますが、多年草の中にも育てやすい種類があり、メンテナンスコストをそこまでかけなくても決まった時期に花を咲かせてくれるものもあります。代表的な多年草には「クリスマスローズ」や「マーガレット」、「アネモネ」などがあげられます。
「多年草」と「一年草」の違い
「一年草」とは、撒いた種が発芽してから花が咲き枯れるまでの期間が1年以内の植物です。春に種をまいて秋~冬にかけて枯れるため毎年植替えが必要になりますが、比較的早く育ち開花した後にも手入れが不要なため初心者にも育てやすい点がメリットです。一方で「多年草」は2年以上枯れる事なく同じ株から花を咲かせる植物です。基本的には冬にも枯れずにいますが中には冬に一度枯れて春にまた芽吹く植物もあり、そうした多年草は宿根草と呼ばれる事もあります。
多年草のメリット
・毎年花を楽しめる
多年草は花をつけた後にも枯れる事が無く基本的には同じ株から毎年花を楽しむ事ができます。
・生長する様子を楽しめる
多年草は一年草や二年草と違い基本的に枯れないため、年数を経るごとにだんだんと大きく育っていく様子を楽しむ事ができます。根付くまではメンテナンスが必要ですが、基本的に根付いた後にはそこまでお手入れしなくても育ちます。だんだんと生長していく様子を楽しめるため、植物に対して愛着を持つ事にも繋がります。
多年草のデメリット
・一年草に比べると費用がかかる
多年草は一年草に比べると高い傾向があります。1度植えて根付けば何年も楽しむ事ができるため長期的に見ればお値打ちですが、人によっては初期費用が気になる方もいらっしゃるかも知れません。
・剪定が必要な場合がある
多年草は種類によってはどんどん成長していくため、放任していると枝葉を伸ばしてぼさぼさの状態となってしまう可能性があります。そのため綺麗なお庭を維持するためには定期的に剪定を行い樹形や大きさを整えてあげる必要がある場合があります。
・花期が短い場合が多い
多年草は一年草に比べると花期が短いものが多いため、1年を通して花を楽しむ事ができる期間が短く感じる方もいらっしゃるかも知れません。多年草は花後に枯れないため、花をつけていない時期は葉のみの姿となります。
多年草を庭づくりに取り入れるコツ
・一年草と組み合わせる
多年草は毎年花を咲かせますが花が咲いていない時期は葉のみの姿になります。そのため一年草と組み合わせる事で常に花を楽しむ事ができる庭づくりをする事ができます。ただし一年草は1年で枯れるため植替えが必要となります。そのため多年草と一年草を組み合わせる場合には一年草を植替える事も考えてエリアを決めて庭づくりをすることをおすすめします。
・カラーリーフと組み合わせる
美しい葉を持つカラーリーフと組み合わせる事で多年草の花が咲いていない時期も美しい緑を楽しむ事ができるお庭にすることができます。
まとめ
庭づくりに取り入れたい多年草の特徴やメリット、デメリットについてお話してまいりました。多年草は1度根付けば基本的に毎年花を楽しむ事ができる植物です。一年草やカラーリーフ等と組み合わせる事で1年中花や緑を楽しむ事ができるお庭に繋がりますので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
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