和風のお庭にぴったり!造園に活用したい竹垣の魅力とは?
2025/01/18
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日は和モダンや純和風のお庭を造園する際にぴったりな竹垣についてお話させて頂きます。竹垣と言うと大きなお庭に設置するようなイメージがある方もいらっしゃるかも知れませんが、竹垣にも様々な種類がありますのであらゆるお庭に合わせて取り入れやすいアイテムでもあります。本日はそんな竹垣について、その種類や竹垣をお庭に取り入れるメリットをご紹介させて頂きますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
目次
竹垣とは?
竹垣とは、竹を編んだり組んだりして作成した垣根を指します。垣根とは敷地を仕切るために設置される囲いや仕切りの事で、竹は丈夫な素材で加工がしやすいため日本では古くからこの垣根などに使用されてきました。竹垣は古くから日本で使用されてきた素材でもある事から和風のお庭によく合い人気があります。近年ではより強度があり劣化しにくい人工の竹垣もよく使用されます。
竹垣の種類
素材による違い
・天然竹垣
天然竹垣とは本物の竹を使用した竹垣のこと。天然の竹を使用しているため独特の風合いがあり、より風情のある佇まいでお庭の雰囲気をぐっと和風に引き上げます。天然の竹ならではの香りや肌触りが魅力で、経年変化より深みのある竹垣に育っていきます。ただし後述する人工竹垣よりも耐久性が低いため割れる可能性がある他、場合によっては経年劣化で腐ってしまうリスクもあります。
・人工竹垣
人工竹垣とは名前の通り人工的に作られた竹垣の事を指します。主に樹脂を使用して作られており、ものにもよりますが見た目は竹そっくりのクオリティで現在主流の竹垣です。樹脂から作られているため天然竹垣に比べても耐久性が高く、色やバリエーションも多いです。ただし人工的に作られているため天然竹垣では楽しむ事ができる経年変化は楽しむ事ができません。
見た目や用途による違い
・透かし垣
透かし垣は仕切られた向こう側が見える竹垣です。竹と竹の間に隙間があるため目隠しとしてはほとんど機能しませんが、空間を区切る事に使用したりこだわって造園したお庭を敷地の外からも見れるようにすることができます。代表的なものに竹を縦横に組んだ「四ツ目垣」や背の低い「金閣寺垣」、竹を格子状に編んだ「龍安寺垣」などがあります。
・遮蔽垣
遮蔽垣とは仕切られた向こう側が見えないような竹垣です。竹を隙間なく並べる事で空間を区切る他、目隠しの機能も持っています。代表的なものに割竹を縦に隙間なく並べてシュロ縄で結束した「建仁寺垣」や細い竹を横に積み上げた「御簾垣」、竹穂を横向きに密に敷き詰めた「桂垣」などがあります。
造園で竹垣を設置するメリット
・和風のお庭に調和し、より雰囲気を上げる事ができる
竹は日本でも古くから使用されてきた素材であり、竹垣は設置するだけでぐっと和風のお庭を演出する事ができます。形や色をの選択によって和風モダンから純和風のお庭まで和風テイストを上げつつ調和させる事ができます。
・目隠しに使用できる
竹垣の中には向こう側が見えないものもあるため、そうした竹垣は目隠しとしても使用できます。和風のお庭の目隠しに迷う場合には雰囲気を上げつつ目隠しにもなる竹垣をおすすめします。
・敷地の境界をはっきりさせることができる
お庭に竹垣を設置する事で敷地の境界をはっきりさせる事もできるため、敷地に関するトラブルを避ける事にも繋がります。
まとめ
和風のお庭を造る際に検討する方も多い竹垣についてお話させて頂きました。竹垣はその用途や設置場所によって様々な種類を選択する事ができ、また天然の竹垣か人工の竹垣かによっても雰囲気やコストが変わります。和風の庭園を造園する際には用途やコストも考え、設置を検討することをおすすめします。
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塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
電話番号 : 080-6121-4344
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