シキミの剪定時期はいつ?そのポイントについても解説
2025/01/19
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日はシキミの剪定についてお話させて頂きます。シキミは仏壇やお墓の前に供えたり葬儀会場に飾ったりする事もある植物のため人によっては縁起が悪く感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、人によっては定期的に仏壇に沿えるためにも庭木として植えられる方もいらっしゃいます。シキミは3月~4月頃に淡い黄色や白色をした花を咲かせるため開花を楽しむ事もできますが放任していると樹高が10mほどにまで生長する場合があるため、樹高を調節するためにも定期的な剪定がおすすめです。ここではそんなシキミの剪定時期や剪定の際のポイントを中心に解説させて頂きます。
目次
シキミの剪定時期は6月~7月
・シキミの6月~7月の剪定
シキミの主な剪定時期は6月~7月です。春に芽吹いた枝が硬くなるのを待って剪定を行う事をおすすめします。春に伸びた枝葉が混み合ってくる場合があるため、透かし剪定を中心に行い風通しを改善します。芽吹く力が強く枝葉も良く伸びるため、刈り込みでの剪定も可能です。また生命力が強い樹木のため、剪定の強さにもよりますが比較的いつでも剪定が可能です。
・シキミの冬剪定
シキミは生命力が強い樹木のため、冬の時期にも剪定を行う事ができます。年に2度剪定を行う事で内部の混み合いを改善し、綺麗な見た目を維持しやすくなります。
シキミの剪定のポイント
・透かし剪定を中心に行う
シキミは剪定を行わなくても比較的樹形が崩れにくい樹木のため、不要な枝や混み合っている枝を落とす透かし剪定を中心に行いましょう。合わせて伸びすぎている枝などを落とす事で樹形の維持に繋がります。
・毒があるため注意
シキミは花から根まで毒を持っており、特に実には強い毒性があります。そのため剪定を行う際には長袖長ズボン、手袋等をつけて作業を行い、毒を体内に入れてしまわないようにする必要があります。また剪定後には必ず手を洗うようにしましょう。剪定後のゴミはなるべく早めに処理することをおすすめします。
・刈り込みも可能
シキミは萌芽力が強く枝葉の伸びも良いため、刈り込んでいく事も可能です。ただ葉が大きいため、見栄えに問題が出てしまう可能性もあります。
・樹高を抑えたい場合は摘芯をする
シキミは放任していると10mほどにまで育つ樹木のため、お庭の広さ等によっては扱いづらい高さになってしまったり管理が大変になってしまう可能性があります。そのためもし高さを抑えて育てたいという場合には摘心を行い、高さが出ないよう工夫する必要があります。
シキミを庭に植えてはいけない?
シキミは花から根まで全ての場所に猛毒を含んでいます。特に実は毒性が強く神経毒があり、誤って食べてしまうと嘔吐や腹痛、下痢や神経障害を起こして最悪の場合は命を落としてしまう可能性も。そういった点から「庭には植えてはいけない」と言われる事があります。またもう一つの理由として、シキミは昔から仏前や墓前に供えられてきた植物のため、人によっては縁起が悪いと考える方もいらっしゃいます。
まとめ
シキミの剪定時期や剪定のポイントについてお話させて頂きました。シキミの剪定を行う際には6月以降を目途に行うことをおすすめします。またシキミには毒があるため、剪定後のゴミはできるだけ早めに処分することをおすすめします。
シキミの剪定なら「塩崎造園」まで
もしシキミの剪定を自分で行うのに不安がある方や樹高が高く自分では剪定が難しいという場合には剪定を行う事ができる業者に依頼することをおすすめします。神戸市の造園業者「塩崎造園」ではシキミの剪定のご依頼もお受けしております。お客様のご要望と樹木の状態を鑑みて適切な方法で剪定いたしますので、お気軽にご相談ください。
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塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
電話番号 : 080-6121-4344
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