シモツケの剪定は冬に?適切な時期やポイントについて
2025/01/22
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日はシモツケの剪定についてお話させて頂きます。シモツケは5月~7月頃に種類によってピンクや白の小さな花を咲かせる植物です。小さな花が集まるようにこんもりと咲いている姿は美しく、また樹高も育っても1m以下で自然と丸い樹形に育つためあまり剪定に手間がかからない点などから庭木としても人気があります。ここではそんなシモツケをお庭に植えようと考えている方やすでにお庭に植えられている方に向けて、適切な剪定時期や剪定のポイントについて解説させて頂きますので参考にしていただければと思います。
目次
シモツケの剪定時期は7月~3月
・シモツケの7月~3月の剪定
シモツケの剪定時期は花後の7月ごろから3月ごろまでです。シモツケはその年の春に伸ばした枝に花を咲かせるため、3月ごろまでに剪定を終えておくと春~初夏にかけて開花を楽しむ事ができます。(その年の春に伸びた枝先に花芽をつけるため、花後から枝を伸ばし始めるまでの間いつ剪定を行っても花芽を落としてしまう心配がありません)また、後述しますが、花がしおれてきたタイミングで茎から花を切り落とすことでその脇から新しい花芽が伸び再度開花を楽しむ事ができます。そうして適切に花がら切りをおこなっていくことで7月の終わりごろまで長い間開花を楽しむ事ができます。耐寒性や耐暑性も高いため、剪定の方法にもよりますが真夏や真冬でも比較的剪定しやすい植物です。
シモツケの剪定ポイント
・5月~7月には花がら切りを行う
シモツケは花がら切りを行う事で長く開花を楽しむ事ができます。花がら切りとはしおれてきた花を取り除く方法で、シモツケの場合は花がついている茎の部分から切り取って行います。(花だけ取り除くとその後種子ができてしまい種子に栄養を取られてしまいます。開花のための栄養が種子にいってしまうため、返って花付きを悪くしてしまう可能性があります)しおれた花を茎の部分から切り取るとその脇から新しい花芽が伸び、再び花が咲きます。この花がら切りを繰り返し行うことで7月下旬まで開花を楽しむ事ができます。
・透かし剪定を中心に
シモツケは自然と丸い樹形に生長するため頻繁に剪定を行う必要はありませんが、それでも剪定せずにいると枝が混み合ってきて内部の風通しが悪くなってしまいます。そのため年に1度は内部で混んでいる枝や伸びた枝をすかし剪定して風通しや日当たりを改善しましょう。
・数年に1度は剪定を行うことで樹形を整える
シモツケ自然に樹形が整いやすい樹木ですが、数年に1度切り戻し剪定を行うことでコンパクトにしつつより綺麗な樹形に整えやすくなります。ただし切り戻し剪定のような強剪定を行うと樹木に負担がかかるため、場合によっては株を弱らせてしまう事に繋がる可能性もあります。そのため強剪定を行いたい場合にはできるだけシモツケの休眠期である冬に行うことをおすすめします。
まとめ
シモツケの剪定時期や剪定のポイントについてお話させて頂きました。シモツケは剪定を行わなくても比較的自然と樹形が整いやすい樹木ですが、適切な時期と方法で剪定を行う事でより健康的に育てる事ができ、毎年長期間開花を楽しむ事ができるようになります。ぜひ適切な方法で剪定を行い、シモツケの綺麗な花を楽んでみてはいかがでしょうか?
シモツケの剪定なら「塩崎造園」まで
神戸市の造園業者「塩崎造園」ではシモツケの剪定のご依頼もお受けしております。ご相談やお見積もりにお金は頂いておりませんので、「自分では理想の樹形にできない」「切りすぎてしまうのが不安」「剪定をしている時間がない」等々、シモツケの剪定についてお困り事がある場合にはお気軽にご相談ください。
----------------------------------------------------------------------
塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
電話番号 : 080-6121-4344
----------------------------------------------------------------------