カツラはお庭のシンボルツリーとしておすすめ!その魅力や剪定時期について解説
2025/01/31
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
造園の際、お庭や住宅のアクセントとなるようなシンボルツリーを植えたいと考える方は少なくないかと思います。シンボルツリーとして人気のある樹木は多くありますが、本日はその中からカツラの木をご紹介させて頂きます。カツラの木は葉の形がかわいらしく、庭木として採用される他にも公園や街路樹として植えられているのを見かけた事がある方もいらっしゃるかと思います。ここではカツラの特徴や魅力を中心に解説いたします。
目次
カツラとはどんな樹木?
カツラは「コウノキ」と呼ばれる事もある、生長すると樹高が20m~30mにもなる落葉高木です。3月~4月になると葉が出る前に花弁やガクの無い花を咲かせます。雌雄異株のため花の形は違いますがどちらも先端にかけて赤いため、開花時期には樹冠全体が赤みを帯びたように見えます。実は6月頃に雌株のみつけ、小さなバナナのような形をしています。開花が終わると特徴的なハートの形をした葉が出てきてみずみずしい新緑が美しい姿となり、秋にはそれらの葉が全て黄色に黄葉して甘い香りを放ちます。冬には落葉し、整った枝ぶりを見る事ができます。このようにカツラは1年を通して様々な姿を見せてくれる樹木です。
カツラがシンボルツリーにおすすめな理由
・1年を通して姿が変わる
カツラは四季を通して姿を変える落葉樹ですので、お庭に植える事で四季を感じる事ができます。春ごろの赤みを帯びた姿から夏ごろのみずみずしい葉の緑、秋ごろの美しい黄葉と甘い香り、冬ごろの落葉して枝だけとなった姿。季節ごとに変わる姿を楽しむことができます。
・比較的育てやすい
カツラは病害虫に強く耐寒性や耐暑性を持っているなど日本の気候に適しており、初心者でも育てやすい樹木です。日当たりの良い場所を好みますが、半日陰となる場所でも問題なく育てる事ができます。
・自然と樹形が整いやすい
カツラは自然と樹形が整いやすい樹木でもあります。そのため樹形を整えるための剪定はほとんど必要ありません。自然と樹形が整い綺麗な姿になるのもカツラがシンボルツリーとしておすすめの理由のうちの一つです。
・特徴的な葉の形をしている
カツラの葉はかわいらしいハートの形をしているため、お庭に植えてその葉を楽しむ事もできます。また葉は比較的薄く日差しを受けて透ける姿も綺麗です。
・落葉時に甘い香りがする
カツラは葉に含まれる成分によって黄葉する時期には甘い香りをさせます。その香りの感じ方は人によっても異なりますが、キャラメルや醬油せんべいに例えられる事があります。秋ごろにはこの香りを楽しむ事ができるのも庭木におすすめなポイントです。
カツラは剪定が必要?
カツラは自然と樹形が整いやすいため、樹形を整えるための剪定はあまり必要ありません。ただ生育旺盛で剪定をしていないと20m~30mと大きく育つため、高さを抑えるために定期的に剪定をおこなうのをおすすめします。
・剪定時期は11月~3月がおすすめ
カツラは落葉樹のため秋~冬にかけて葉を落とします。もしカツラを剪定をする際はこの休眠期に行う事をおすすめします。落葉期に剪定を行う事で剪定によるダメージを抑える事が可能です。
・5月~7月にも剪定を行える
もし枝葉が混み合っていると感じる場合には5月~7月の時期にも剪定を行う事ができます。ただし真夏に剪定を行うと剪定によるダメージが強くなってしまうため、できるだけ真夏の剪定は避けましょう。
まとめ
シンボルツリーとしておすすめなカツラの特徴や庭木におすすめな理由についてお話させて頂きました。カツラは特徴的な葉の形がかわいらしく、1年を通して様々な姿を楽しむ事ができる樹木です。ただ高く生長する樹木のため、定期的に剪定を行い高さの調整を行うようにしましょう。
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塩崎造園
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