ユキヤナギの剪定時期は冬?ポイントについても解説
2025/02/10
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
ユキヤナギは3月~4月頃に純白の花を枝いっぱいに開花させる花木です。まるで雪をかぶったような姿となる事や葉が柳に似ている事からユキヤナギと呼ばれています。開花している姿が美しく丈夫で育てやすいため、庭木として植えたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。ユキヤナギは生育旺盛でよく枝を伸ばすため樹形を整えつつ花を楽しむためには剪定時期や剪定方法に気を付ける必要があります。そこでここではそんなユキヤナギの剪定時期や剪定を行う際のポイントについて説明させて頂きますので、参考にしていただければと思います。
目次
ユキヤナギの剪定時期は年に2回ある
・ユキヤナギの11月~2月の剪定
ユキヤナギは落葉樹のため、秋~冬にかけて葉を落として休眠期に入ります。この休眠期がユキヤナギの剪定時期のうちの一つです。ユキヤナギは秋に翌年開花するための花芽を付けるため11月~2月の剪定では既に花芽がついている状態です。強剪定を行うと花芽まで落としてしまい開花を楽しめなくなってしまうため、不要な枝や枯れている枝などを根元から剪定する間引き剪定を中心に行いましょう。
・ユキヤナギの4月~5月の剪定
ユキヤナギの花後にあたる4月~5月も剪定時期です。花芽がつく前の時期のため、強剪定を行う場合にもこの4月~5月の時期に行いましょう。11月~2月の剪定同様不要な枝を切って風通しや日当たりを改善する「間引き剪定」を行う他、伸びすぎた枝を切って樹形を整える「切り詰め剪定」を行いましょう。
ユキヤナギの剪定ポイント
・定期的に剪定を行う
ユキヤナギは比較的自然と樹形が整いやすい樹木ですが、生長が早く枝が伸びやすく込みやすいため定期的に剪定を行うようにしましょう。枯れた枝や混み合った枝を地際から剪定し風通しの改善を行っていきましょう。また、勢いのある長い枝(徒長枝)は悪く樹形を乱す原因にもなるため全体の大きさを見つつ剪定します。
・2年~3年に1度強剪定を行う
古くなった枝や細い枝が増えてくると花付きが悪くなってくるため、2年~3年に一度は全ての枝を地際から刈り込み新しい枝に更新しましょう。地際から刈り込んでも夏には枝が伸びてきてその翌年の花も楽しむ事ができます。強剪定を行う場合は花芽を切ってしまわないよう、花後の4月~5月に行いましょう。
・花付きを気にするなら剪定時期や剪定方法に気を付ける
ユキヤナギは秋に翌年に開花する花芽を付けるため、花付きを気にするのであれば花後の4月~5月に剪定を行う事をおすすめします。また、冬に剪定する場合には強剪定を避け間引き剪定を中心に行うのもポイントです。毎年時期と方法を守って剪定を行う事で株が更新されるため元気になり花付きも良くなります。
・枝は根元や基部から剪定する
ユキヤナギの剪定の際、中途半端な位置で剪定してしまうとそこから枝分かれしてしまい樹形を乱す原因となってしまいます。そのためユキヤナギを剪定する際には根元や基部から切り落とすようにしましょう。
・刈り込みも可能
ユキヤナギは丈夫な樹木で刈り込みにも耐えます。そのため定期的に刈り込んで生垣として仕立てることも可能です。
まとめ
ユキヤナギの剪定時期や剪定のポイントについてお話させて頂きました。ユキヤナギは丈夫で育てやすく、開花時期には雪をかぶったように真っ白な枝がしだれている美しい姿を楽しむ事ができる樹木です。樹形を整えて毎年花を楽しむためにも定期的な剪定を欠かさないようにしましょう。
ユキヤナギの剪定は塩崎造園まで!
神戸市の造園業者塩崎造園ではユキヤナギの剪定のご依頼もお受けしております。お客様のご要望と樹木の状態から適切な方法で作業させて頂きますのでお気軽にご相談ください。
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塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
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