剪定のやりすぎが庭木に与える影響とは?庭木が枯れる原因について
2024/12/25
こんにちは!神戸市にある造園業者「塩崎造園」です。
庭木の枝葉が伸びてきて気になってきた際に剪定を検討される方は多くいらっしゃるかと思います。剪定は庭木の高さなどにもよりますが自分でも行える作業である場合もあるため、人によっては自分で剪定しようと考えられる方も少なくありません。ただ剪定の際にはいくつか気を付けるポイントがあり、もし剪定をやりすぎてしまうと場合によっては庭木が弱ってしまったり枯れてしまう可能性も。そこでここでは剪定のやりすぎが庭木に与える影響や剪定後に庭木が弱ったり枯れてしまう理由などについてご紹介いたしますので、自分で庭木を剪定しようと考えられている方は参考にしていただければと思います。
目次
剪定のやりすぎで庭木に与える影響
・樹形が乱れる
夢中になって剪定をしているといつの間にか剪定をやりすぎてしまい必要な枝まで落としてしまう場合があります。またバッサリと幹や枝を切ってしまうとそのダメージから逆に不要な枝が伸びてきてしまう可能性も。このように剪定をやりすぎてしまう事は必要な枝を落としてしまったり不要な枝がたくさん伸びる事につながり、樹形を大きく乱す原因となってしまいます。
・樹勢が弱ったり枯れたりする
剪定をやりすぎて枝葉がばっさりと減ってしまうと光合成できずに必要な栄養が足りなくなり樹勢が弱ってしまったり、場合によってはダメージに耐えられずに枯れてしまう可能性があります。また大きなダメージを受けた影響で不要な枝をたくさん伸ばす結果となり、より剪定の手間が増えてしまう可能性もあります。
・花付きが悪くなる
剪定をやりすぎてしまうと花芽を切ってしまったり樹木が花をつける元気が無くなってしまい花付きが悪くなってしまう可能性があります。花付きは剪定のやりすぎの他に剪定を行った時期によっても影響を受ける場合があります。
剪定で庭木が枯れる理由
・剪定時期ではないタイミングで剪定した
庭木にはそれぞれ剪定時期というものがあります。剪定は庭木のために行うものではありますがそれでも枝葉を落とす作業となるため庭木にとってストレスがかかる作業になります。そのため剪定時期ではない時期に多くの剪定を行うと庭木が強いダメージを受けてしまい枯れてしまう可能性があります。
・剪定方法が間違っていた
剪定はただ枝を切り落とすだけではなく、正しい方法があります。例えば枝には保護帯と呼ばれる防御層があり、この保護帯は腐朽菌から幹を守る役割を持っています。この保護帯を剪定によって傷つけてしまう事は枝ではなく幹を傷つけてしまう事になってしまい、傷口から病原菌が入り込んで樹木が枯れる原因となってしまう可能性があります。
庭木を剪定せずにいるリスク
・病害虫の発生リスク
剪定せずに庭木が大きくなってくると害虫の発生リスクが上がってきます。害虫が多く発生するようになると庭木の健康が失われる原因となる他、害虫の被害を受けるようになってしまうかも知れません。
・敷地外への枝葉の侵入
庭木を剪定せずにいると枝葉が伸びて住宅の敷地外へ侵入してしまう可能性があります。道路に枝が飛び出してしまったり、近隣住民の敷地に侵入してしまったりなどしてトラブルに発展してしまうリスクがあります。
・倒木のリスク
剪定せずに庭木が大きくなりすぎてしまうと台風などの強風や積雪を受けた雪の重みで枝が折れたり倒木してしまう可能性があります。例えば倒れた木が自宅や近隣住民に損害を与えたり電線に引っかかってしまったりすると大きな損害が発生してしまうかも知れません。
まとめ
剪定のやりすぎで庭木に与える影響や剪定によって庭木が枯れてしまう可能性などについてお話させて頂きました。剪定は庭木の健康や庭の美観を維持するためにも必要ですが、時期や方法を守って行わなければ庭木に大きなダメージを与えてしまい、最悪の場合枯らしてしまう可能性があります。そのため剪定を行う際にはやみくもに枝葉を落としてしまわず、適した時期や方法で行うようにしましょう。
神戸市の塩崎造園では庭づくりの他、お庭の美観を整えるための剪定作業も行っております。お客様のご要望をお聞きしつつ庭木にとって最適な方法で施工させて頂きますのでお気軽にご相談くださいませ。
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塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
電話番号 : 080-6121-4344
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