ナナカマドの剪定時期はいつ?自然樹形を楽しんで理想のお庭に
2025/01/07
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日はナナカマドの剪定についてお話させて頂きます。ナナカマドはバラ科の落葉樹で春~夏の時期に5ミリほどの小さな白い花を集めたような形で開花し、その後8月~11にかけて実をならせて赤く色づかせます。9月になると緑の葉と赤い実のコントラストが美しくなる他、実は落葉後にもしばらく残るためその姿を長期間楽しむ事が出来ます。ナナカマドは高く育つ樹木のためお庭に植える場合にはスペースが必要な場合がありますが、紅葉も美しく1年を通して様々な姿を見せてくれるため庭木として植えたいという方もいらっしゃるかと思います。そこでここではそんな方に向けてナナカマドの剪定についてそのポイントも合わせて解説させて頂きますので参考にしていただければと思います。
目次
ナナカマドの剪定時期は秋~冬
・ナナカマドの剪定時期は11月~3月
ナナカマドの剪定におすすめの時期は11月~3月です。ナナカマドは落葉樹であり、秋~冬にかけて栄養を蓄えてから葉を落として休眠期に入ります。この休眠期では剪定によるダメージを抑えつつナナカマドの剪定を行う事が出来ます。またナナカマドは新枝に花芽を付けるため、剪定後に伸びた新芽につぼみをつけるように促す事にも繋がります。
ナナカマドは剪定が必要?
・ナナカマドは剪定しなくても自然に樹形が整う
ナナカマドは基本的に剪定をしなくても自然と樹形が整う樹木です。そのため自然樹形を楽しみたいという場合には剪定はそこまで必要ありません。
・放任していると高く育つ
ナナカマドの剪定はそこまで必要ないとは言いましたが、ナナカマドは放任しているととても大きく育つ樹木でもあります。そのためもし大きく育てたくないという場合には年に1度ほどの頻度で剪定を行い、大きさを調整しつつ育てることをおすすめします。
ナナカマドの剪定のポイント
・軽剪定を中心に風通しを良くするように
ナナカマドを剪定する際には飛び出している枝葉を落として樹形を軽く整える程度にしておくと自然樹形を楽しみつつ育てる事ができます。もし枝葉が混み合っている場合には透かし剪定を行い風通しの改善を行う事でより健康的に育つように促す事ができます。
・無理な剪定は避ける
ナナカマドは自然に樹形が整う樹木のため、そこまで剪定は必要ありません。そのため無理に枝葉を切り詰めたり切り落とすような剪定は行わないようにしましょう。ナナカマドは剪定が必要な場合に必要なだけ、正しい方法で行うようにしましょう。
・一度に切りすぎない
ナナカマドは生長が遅い樹木のため、一度に切りすぎてしまうと大きく樹形を乱してしまい樹形を整えるまでに何年もかかったり樹形を戻す事が難しくなってしまう場合があります。そのためもしナナカマドを小さくしたいという場合にも一度に切って小さくしようとはせず、様子を見つつ徐々に剪定していくことをおすすめします。また強剪定胴枯病という病気になってしまう可能性がある点にも注意が必要です。
・切り口には癒合剤を塗る
ナナカマドは切り口の治癒もゆっくりな傾向があるため、太い枝を落とした場合には特に切り口に癒合剤を塗ることをおすすめします。剪定後の切り口に癒合剤を塗っておくことで切り口から病原菌が入り込んでしまう事を防ぎ傷口の早期治癒にも繋がります。
まとめ
ナナカマドの剪定についてお話させて頂きました。ナナカマドは剪定しなくても自然と樹形が整う樹木のため、頻繁な剪定は不要です。ただし大きく育つ樹木でもあるため、もし大きく育てたくないという場合には定期的に剪定を行い大きさを調整しつつ生長を楽しむことをおすすめします。
ナナカマドの剪定は塩崎造園まで。
神戸市に拠点を持つ塩崎造園では造園の他にも剪定などのお庭の管理業務も行っております。ナナカマドの剪定についてもお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。
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塩崎造園
兵庫県神戸市東灘区西岡本1丁目14‐20-210
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