ササの剪定時期はいつ?その剪定方法についても解説
2025/02/08
こんにちは!神戸市の造園業者「塩崎造園」です。
本日はササの剪定についてお話させて頂きます。ササは繁殖力が強く根付きが良い事、また日陰でも成長する植物である事からお庭に植えたり生垣等にも使用される植物です。特に和風のお庭にはその涼し気な佇まいがよく合い、庭木としても選択肢に上がる方も多くいらっしゃるかと思います。しかしササは生育旺盛で、その種類にもよりますが高く成長して管理しづらくなってしまったり、枝葉を増やしてもさもさとした見た目にも良くない状態になってしまうケースも。美観を維持しつつ管理していくためにはササは定期的な剪定が必要です。そこでここではササの剪定時期を中心にその剪定方法等についてお話させて頂きます。
目次
ササの剪定時期は2月~6月
・ササの2月~6月の剪定
ササの主な剪定時期は「2月~6月」です。新しい芽が出る前の2月から、春の成長がひと段落して落ち着いてくる6月までの剪定がおすすめです。ササは生育旺盛なため、しっかり刈り込みを行い高さを調節することでササが繁殖しすぎてしまう事を抑えることが出来ます。
・多少の剪定であれば1年中可能
剪定時期は「2月~6月」ですが、ササは比較的丈夫な植物のため多少剪定して整える程度であれば時期に関わらず1年中行うことが可能です。
・真夏の刈り込みは避ける方が無難
真夏は多くの植物にとって成長期であり、温度や湿度が高く過酷な環境です。ササは丈夫な植物ではありますが、この真夏の時期に強い刈り込みを行ってしまうとそのまま新しい枝葉が伸びずに枯れてしまう可能性があるため、真夏の時期は強剪定は避けるようにしましょう。
ササの剪定方法
・芯を抜く
ササの茎の先端から生えている、まだ開ききっていない葉を抜く(摘芯)を行う事でササの高さを調整する事ができます。茎や葉が途中で切られたりしないため、見た目も綺麗でササにとっても優しい剪定方法です。ただササは生育旺盛な植物のため、1度行っただけではとても生長を止める事はできません。毎日地道に茎から芯が出ているのを確認し抜いていく必要があります。
・植木ばさみで1本1本剪定する
植木ばさみを使用してササの茎を1本1本剪定していく方法です。茎を途中で切ってしまうと見た目が良くないため、葉のすぐ上を切るようにすることをおすすめします。丁寧に作業を行う事で株全体を好みの高さに調節しつつ、見た目も綺麗な状態にすることが出来ます。
・刈り込みばさみ等で一気に刈り込む
ササの一般的な剪定方法です。葉や茎が途中で切れてしまう事には構わず、全体の大きさと形を見て刈り込んでいきます。葉や茎を途中で切ってしまうため、棒状の茎がたくさん見えたり切り刻まれた葉が目立ったりなど、剪定直後の見た目は良くありません。ただ、その後枝葉を伸ばして綺麗な見た目になります。
・根元付近で刈り込む
根元から10㎝~20㎝ほど残して全て刈り込む方法です。根元だけ残して全て刈り込む事で枝葉を一新する事ができるため、綺麗で鮮やかな緑色の茎と葉を取り戻す事ができます。真夏に行うと枯れてしまうリスクがあるため、行う場合には冬の寒さが和らいできた春頃に行うことをおすすめします。
ササと竹の違いとは?
・皮が落ちるか落ちないか
一般的に、ササと竹の違いはたけのこの成長と共に皮が剥がれるか、剥がれないかがあげられます。竹はたけのこが成長するとすぐにたけのこの皮が落ちますが、ササは生長してもたけのこの皮が着いたままになります。大きい方が竹で小さいほうがササという訳ではなく、こうした植物学的な違いがあります。
まとめ
ササの剪定時期や剪定方法についてお話させて頂きました。ササは生育旺盛な植物のため、放置しているとあっという間に茂ってしまい管理が難しくなってしまう場合も。そのため定期的にしっかり刈り込むなどして剪定を行うことをおすすめします。
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塩崎造園
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